クセがないから和風にも洋風にも合う!春を告げる魚「鰆」のレシピ3選

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瀬戸内海を中心に春に旬を迎える鰆(さわら)。この時期の鰆はさっぱりとした味わいで、身が柔らかいのが特徴です。鮭やブリなどと違って頻繁に食卓に上がるような魚ではないだけに、どう調理していいか分からないという方も多いのでは?そこで今回は、鰆を使ったおいしいレシピを3品ご紹介。どれも手軽に作れるのでぜひ試してみてくださいね!

旬の鰆をおいしく食べよう!


時短で簡単!鰆の即席西京焼き

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鰆といえばやっぱり、味噌を使った西京焼きは外せません。

特に春の淡泊な鰆には、焼けた味噌の香ばしい味わいがぴったり。否が応でもごはんがモリモリ進んじゃいます。

通常、西京焼きは一晩程度、漬け込むことが多いのですが、こちらのレシピは漬け込み時間が約5分と短いので、とっても簡単!

味噌を落とさずそのまま焼くので、調味料が無駄にならないのもうれしいポイントです。


・鰆(切り身)……3切れ

【A】
・味噌……大さじ1と1/2
・酒……大さじ1
・みりん……大さじ1

・塩……適量


鰆に塩を振って10分ほど置く。Aをよく混ぜ合わせておく。

※鰆に塩を振ることで、臭みが抜け、味噌も染み込みやすくなります。



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1. 鰆から出てきた水分をキッチンペーパーでふき取り、Aをスプーンなどで表面に塗り、ラップをして冷蔵庫で5分寝かす。



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2. クッキングシートを敷いたフライパンを弱めの中火で熱し、1の皮目を下にして焼く。こんがりと色づいたらフライ返しでひっくり返し、7割り程度火を通す(約1分程度)。



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3. 2の火を止め、蓋をして余熱で2分ほど蒸し焼きにする。

※火を止めて余熱で蒸し焼きにすることによって、焦げ防止になります。

レシピ出典:Instagram(@asuca_kitchen)


鰆の梅生姜煮

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鰆は煮付けにしてもおいしいお魚。

梅肉、しょうがと合わせて煮る梅生姜煮は、徐々に暑くなってくるこれからの季節にぴったりな爽やかさです。

作り方は鰆の下処理をしたら、煮汁をかけながら5〜7分煮るだけ。

ブリやタラなどの白身魚で作るのもおすすめですよ。


・鰆(切り身)……2切れ
・しょうが……1片
・梅干し……1個
・大葉……2〜3枚
・塩……少々
・酒……大さじ1

【A】
・水……200ml
・酒……大さじ2
・はちみつ……大さじ1と1/2
・しょうゆ……大さじ1と1/2


・鰆に酒と塩を振り、10分ほど置き、ペーパーなどで水気を取る。
・梅干しの種を除いて刻む。
・しょうがは皮付きのまま薄切りにする。
・大葉は千切りする。



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1. 鍋にAの材料、しょうが、梅干しを入れて温める。

2. 鰆を並べ、落とし蓋をし、煮汁をかけながら5〜7分煮る。



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3. 鰆を皿に盛り、煮汁を煮立て、とろみがついたら上にかける。大葉をのせる。

レシピ出典:Instagram(@gucci_fuufu)


鰆のムニエル レモンバターソース

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鰆は和風だけでなく、洋風の味付けともマッチ。なかでも、バターでこんがりとソテーするムニエルは、シンプルなおいしさが楽しめます。

爽やかなレモンバターソースなら、これからの季節にぴったり!

おいしく作るポイントは、鰆の皮目に切り込みを1本入れておくと、皮が反り返らずきれいに焼けるそう。また、焼く前に振る塩、ブラックペッパーはしっかりめがおすすめです。

白ワインのお供にするほか、バケットを合わせてメインディッシュにしても!


・鰆(切り身)……2切れ
・オリーブオイル……大さじ1
・ニンニク……1片
・塩、ブラックペッパー……適量
・小麦粉……適量

<レモンバターソース>
・パセリ……4〜5枝(20g程度)

【A】
・バター……15g
・レモン汁……大さじ1
・レモンの皮(みじん切り)……小さじ1程度
・白ワイン……大さじ4
・砂糖……小さじ1/2
・水……小さじ2


パセリとレモンの皮をみじん切りにし、レモン汁、レモンの皮、白ワイン、砂糖、水は容器で混ぜておく。



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1. 鰆の皮側に包丁で一本切り込みを入れ、両面に塩、ブラックペッパーを振ったら、しばらくおいて水気をふきとり、小麦粉を全体に薄くまぶし、余分な粉をはたく。

2. フライパンにオリーブオイルをひき、包丁でつぶしたニンニクを入れる。ニンニクの香りがたつまで弱火にかけたら、中火にし鰆を皮目から焼く。

3. 時々様子を見ながら皮面に焼き色が付き、鰆の身の端が白っぽくなってきたら裏返し、同様に裏面も焼く。



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4. 両面が焼けたら鰆を皿に盛り、同じフライパンにAを入れ白ワインのアルコールを飛ばすようにふつふつと煮詰めたら、火を止めてパセリを入れ余熱で混ぜる。

5. 皿に盛った鰆にソースをかけ、お好みで付け合わせの野菜を添えたら、完成‼️

レシピ出典:Instagram(@toru_shibayama)


実は鰆の旬は2回ある!


鰆はその字の通りに「春を告げる魚」と言われていますが、実は春のほかに冬にも旬を迎えます。

鰆はサバ科の回遊魚なので、5〜6月にかけては産卵のために瀬戸内海へ、そして11月〜翌年2月頃の冬は関東の海域にやってきます。

冬の鰆は「寒鰆(かんさわら)」と呼ばれ、脂がのった濃厚なこってりとした味わいが特徴です。

まずは春の鰆を楽しんで、冬になったら寒鰆との違いを味わってみてはいかがでしょうか♪