【リュウジレシピ】四角い卵焼き器でOK!超トロトロ食感の「かくたこ」食べたら…もうたこ焼き器は要らない

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関西地方では「一家に一台たこ焼き器」と聞きますが、わが家では年に数回食すかどうかのたこ焼き。そのために買うのもね…なんて思っていたら、料理研究家のリュウジさんが、たこ焼き器がなくても作れるたこ焼きレシピを開発してくれました!使うのは「卵焼き器」。形は丸ではなく四角いので「かくたこ」と言うそうです(笑)。関西出身のリュウジさんのスタッフもおいしいと太鼓判を押していたので、これは期待大!

大阪の粉もん♪「究極のねぎ焼き」に挑戦♪1:3の黄金比な”ゆるい生地”を重ねて重ねて…トロトロ食感♡


リュウジ流は”丸”じゃなくて”四角”!?「かくたこ」の材料と作り方



【材料】2人分
タコ(適当な大きさに切ったもの)…80g
紅しょうが(みじん切り).…25g
長ねぎの青いところ(粗いみじん切り).…30g
卵…1個
たこ焼き粉…50g
かつお粉…3g 
水…180ml
しょうゆ…小さじ1
うま味調味料…6振り
塩…ひとつまみ
天かす…適量
サラダ油…大さじ1

◆仕上げ
青のり…適量
紅しょうが…適量
マヨネーズ…適量
塩…適量

かつお粉がなければ、かつお節を電子レンジ(600W)で40秒ほど加熱し、指で揉んで粉末にすればOK。天かすは市販のものではなく、昨夜、天ぷらを揚げるときに出た天かすを使用。

【作り方】
1.ボウルにたこ焼き粉、水、かつお粉、うま味調味料、しょうゆ、塩、卵を入れ、泡立て器でよく混ぜます。



2.卵焼き器に油を引き、中火にかけます。

油が温まったら、1を入れ、菜箸で混ぜながら加熱します。生地がふわっと焼き上がるとのこと。



生地に少し火が通って、トロッとしたら、粗くみじん切りにした長ねぎ、みじん切りにした紅しょうが、適当な大きさに切ったタコ、天かすを入れます。



タコで埋め尽くされています!めちゃめちゃ豪華なたこ焼きです!



生地を半分に折ります。

具もたくさんのっていて、生地もやわらかいので、うまく折ることが出来なくてもOKとのこと。

案の定、グチョッとなりました…(笑)。



片面が焼けたらひっくり返し、空いたスペースに油(分量外)を適量追加して、中まで火を通します。



水分の多い生地なので、けっこうトロッとした仕上がりになるようです。

どの程度焼くのか、詳しく説明していなかったので、両面トータルで7分ほど焼き、中がトロッとしたらOKとしました。



3.お皿に盛り付け、青のりをかけ、紅しょうがを添えて出来上がり。塩とマヨネーズをかけるのがおすすめとのことなので、塩を振り、マヨネーズを添えることに。

大迫力!卵焼きのようなたこ焼きです(笑)。



調理時間は10分。生地を混ぜて、具をのせて焼くだけなので、とっても簡単でした。

表面をもう少しカリッと焼きたかったのですが、もう一回うまくひっくり返す自信がなかったので、諦めました(笑)。



では、いただきます!

おっ、ふわっとしてとろっとした、おいしいたこ焼きです。「築地銀だこ」の外カリ&中トロのたこ焼きではなく、昔懐かしのたこ焼きといった感じ。



タコをたっぷり入れたので、どこを食べてもタコが入っていて、タコの旨味とプリコリ食感を存分に楽しめます。だしの旨味が入っているたこ焼き粉を使い、かつお節も入っているので、旨味もたっぷりで、ソース要らず。



そのまま食べても、もちろんおいしい!ですが、塩とマヨネーズをかけると、塩味で味が引き締まり、マヨネーズでコクとまろやかさが加わって、よりバランスのいい味わいに。

大人数で食べる場合、たこ焼き器で焼くコロッとした小さいたこ焼きの方が食べやすいですが、ひとりでたらふく食べたいときは、この卵焼き器で焼いた”ド迫力”の、でっかくて四角いたこ焼きがいいかなと思います(笑)。

「たこ焼き器」「卵焼き器」で焼くたこ焼きの味の違いは、特に感じませんでした。強いて言えば、「卵焼き器」で焼くたこ焼きの方がトロッとした部分が多いかなという程度。どっちがおいしいということではなく、たこ焼き器がないからと諦めるのではなく、家にあるもので工夫してたこ焼きを作るという、リュウジさんのアイデアが素晴らしいなと思います。

リュウジさんの「かくたこ」は、たこ焼き器がなくても、手軽に家庭でたこ焼きが楽しめる素敵なアイデアレシピでした。作ってみてはいかがでしょう。