3歳女児転落事故 「ベランダの危険」に要注意 広島
広島市中区のタワーマンションでベランダから3歳の女の子が転落し死亡した事故で、警察は女の子が柵を乗り越えたとみて調べています。
16日午後6時ごろ、広島市中区東千田町のタワーマンションで「ドンという音がして植え込みを見たら女の子が倒れていた」と通報がありました。
3歳の女の子は20階から30階の部屋のベランダから誤って転落し、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。
警察によりますと転落した部屋のベランダには高さ135センチの柵があり、柵の前に普段はない踏み台が置かれていたということです。
内閣府のまとめによりますと、子どもの転落事故は歩き始める1歳から2歳ごろから増え始め、3歳から4歳が最も多くなります。
好奇心や自我が芽生え活発な動きができるようになる一方で、まだ危険かどうかを判断することが難しく注意が必要としています。
街の声「窓際には物を置かないようにしています。子どもが乗り越えられないように対策はしています」「ベランダに出られないようにしています。ゲージを置いて外には出られない」「鉄の柵みたいなのをつけてもらって(外には)絶対に行くことができないようにしています」
気温が上がるこれからの季節。子どもの事故を防ぐため窓やベランダ周りには要注意です。