【リュウジの発明】豚骨スープを使わず…あの調味料×豆乳で「九州塩とんこつ風ラーメン」作ってみた!

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豚骨を長時間煮込んでだしを取る豚骨ラーメンは、お店もしくは市販のインスタントラーメンでしか食べられないと思っていたら…。料理研究家のリュウジさんが、びっくりするほど身近な材料で、びっくりするほど簡単に作れる豚骨ラーメンレシピを開発してくれました!”あの味”を家庭で手軽に再現するポイントは、味の素の調味料「中華あじ」とのこと。1年かけてレシピを完成させたという自信作、さっそく作ってみます!

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家で超簡単に作れる!リュウジさんの「九州塩とんこつ風ラーメン」とは?

「九州塩とんこつ風ラーメン」を紹介しているリュウジさんのポスト。


ポストには、実際に作った方から「おいしかったです♪リピ確定レシピ」「単なる『っぽい』豚骨風味の豆乳汁かと思ったけど、作ってみたらガチの豚骨ラーメンが出来ました」といった絶賛コメントが届いていました。

そしてこちらが、リュウジさんが”味の決め手”と紹介した「味の素KK中華あじ」。


「味の素KK中華あじ 50g」税込156円(購入価格)

ポークエキスと野菜エキス、オイスターソースなどを加えた中華料理用調味料ですって。この”ポークエキス”の働きによって、豚骨ラーメン”風”に仕上がるそうです。

では、作ってみましょう。

「九州塩とんこつ風ラーメン」の材料と作り方



【材料】1人分
中華麺…1玉

◆スープ
「味の素KK中華あじ」…小さじ2
にんにく…1かけ
無調整豆乳…150ml
水…150ml
オイスターソース…小さじ1
酒…大さじ1
ラード…大さじ1
砂糖…小さじ1/2
こしょう…適量

◆トッピング
紅しょうが…適量
きくらげ…適量
青ねぎ(小口切り)…適量

◆味変
豆板醤…適量

今回は青ねぎの代わりに、長ねぎの青い部分を使用。

【作り方】
1.きくらげはお湯で戻し、刻みます。

2.鍋に水、豆乳、にんにくをおろしたもの、「味の素KK 中華あじ」、オイスターソース、酒、ラード、砂糖、こしょうを入れて混ぜ、中火にかけます。



煮立つまで加熱します。グツグツ加熱しすぎると、豆乳が分離するそうなのでご注意を。

スープに少しとろみがついたら、火を止めます。



これでスープの完成。早っ!

3.麺を茹でます。

鍋に麺がかぶるくらいたっぷりのお湯を沸かし、麺の表示通りに茹でます。



ちなみに、今回使った麺の茹で時間は、2分30秒でした。

茹で上がったらザルに上げて、湯切りします。

4.丼に麺とスープを入れ、きくらげ、紅しょうが、青ねぎをトッピングして出来上がり。味変として、リュウジさんがおすすめしていた豆板醤も添えました。





調味料を混ぜてスープを作り、後は麺を茹でるだけ。インスタントラーメンとさほど変わらないお手軽さ。すごい簡単です。

調理時間はきくらげをお湯で戻す時間を除いて、5分。麺を茹でる作業とスープを作る作業が同時に出来るので、あっという間に作れます。



香りは、なんだか不思議な香り。とんこつっぽいような気もするけど…どうなんだろう?夫は、わたしがとんこつラーメンを作っているとは知らず、「なんか、とんこつラーメンっぽい香りがする」と言っていたので、香りも再現出来ているのかもしれません。

では、いただきます!

まずは、スープ。



おおっ、なるほど!よく出来ています!甘味のあるまろやかなとんこつ”風”のラーメンスープという感じ。おいしいです。豆乳臭さもまったくありません。味もピシッと決まっていて、コクも深みもあります。

何時間もかけてだしを取るわけではなく、身近な調味料で、わずか5分ほどでこれだけのものが作れるのなら、何の文句もありません(笑)。

にんにくの風味と旨味が味をまとめ、とんこつっぽさを演出しているような気がします。”とんこつ風”であるため、本物のとんこつラーメンの独特な”臭み”のようなものはなし。とんこつラーメンが苦手な人でも、食べられそうです。

では、麺やトッピングとともに。



おっ、紅しょうががいい!紅しょうがの酸味が、まろやかさをちょっと引き締め、味にメリハリをつけてくれます。きくらげのコリコリした食感も◎。トッピングと一緒に食べると、塩味、甘味、酸味、旨味のバランスがちょうどいい感じです。

味変で、豆板醤を入れると…。



うーん、微妙かも(笑)。豆板醤を入れると、せっかくのスープのまろやかさと甘味が消されてしまうような気がします。わたし的には入れない方が好みです。

リュウジさんの「九州塩とんこつ風ラーメン」は、材料も手軽で作り方も超簡単な、とんこつ風ラーメンでした。”風”ではあるものの、なかなかのクオリティです。インスタントラーメンに負けず劣らずの”瞬殺”調理なのも魅力。作ってみてはいかがでしょう。




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