Appleが「iPhone 6 Plus」を廃番に指定してサポートを終了、「iPad Mini 4」はビンテージに指定し部品がある限りサポートを継続
Appleは、販売店への供給を停止した日から7年が経過した製品をオブソリート(廃番、旧式)製品として指定し、ハードウェア修理サービスを取りやめます。2024年4月1日、新たに「iPhone 6 Plus」がオブソリート製品として指定されたことがわかりました。
Obtaining service for your Apple product after an expired warranty - Apple Support
Apple Says iPhone 6 Plus Now 'Obsolete' and iPad Mini 4 Now 'Vintage' - MacRumors
https://www.macrumors.com/2024/04/01/apple-says-iphone-6-plus-is-now-obsolete/
「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」は2014年に発表された機種で、前モデルよりも薄く、やや丸みを帯びた形状になったことや、初めてApple Payをサポートし、パフォーマンスやグラフィック、カメラ性能が強化されたことがアピールされていました。販売後は、24時間でiPhone史上最多記録となる予約を受け付けたこともAppleから明かされていました。
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そんなiPhone 6 Plusの販売停止から7年が経過したため、Appleは同製品をオブソリート製品と見なしました。これによりハードウェアの公式サポートが停止され、第三者の業者も部品の注文ができなくなります。
なお、iPhone 6はiPhone 6 Plusより長く販売されていたため、まだオブソリート製品とは見なされていません。
ソフトウェア面では、両機種に対応していた最後のOSであるiOS 13が2019年でサポート終了となりました。
また、Appleは2015年に登場した「iPad Mini 4」を2024年4月1日をもって「ビンテージ製品」と指定しました。Appleは各デバイスに対して最低5年間は修理サービスを保証しますが、部品の在庫次第では最長7年間サポートを行う場合があります。この「5年〜7年」に該当する製品は、ビンテージ製品と見なされます。
オブソリート製品およびビンテージ製品は以下の日本語向けサイトからも確認できます。情報は世界共通のはずですが、記事作成時点ではiPhone 6 PlusやiPad Mini 4の情報は記載されていません。
保証期限の切れた Apple 製品の修理サービスを受ける - Apple サポート (日本)
https://support.apple.com/ja-jp/102772
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