●Intel史上最速CPU、Core i9-14900KSが店頭に

第14世代Core i9に新たな最上位モデル

Intelの「Core i9-14900KS」は、第14世代Coreの最上位モデル。従来の「同 i9-14900K」に比べ、コア数(P×8、E×16)やベースクロックは変わらず、ブースト時の最高クロックが6GHz→6.2GHzに高速化されている。その一方、消費電力も125W→150Wと増加しているので、クーラーの冷却性能も強化が必要だ。価格は125,000円前後。

Intelの「Core i9-14900KS」。パッケージには「SPECIAL EDITION」の表記が

Steel Legendから白基板のB650マザー

ASRockの「B650 Steel Legend WiFi」は、基板やヒートシンクがホワイト仕様のAMD B650チップセット搭載マザーボード。定番のSteel Legendシリーズということで、白いPCを構築するときに人気が出そうだ。Dr.MOSの14+2+1フェーズ電源、長寿命の20Kコンデンサ、Dragon 2.5GbEなどを搭載する。価格は39,000円前後。

ASRockの「B650 Steel Legend WiFi」。M.2スロットには大型ヒートシンクも

バックパネルには、DisplayPort、HDMI、2.5GbE、USB×計10ポートを備える

内蔵ディスプレイに便利なB650Eマザー

ホワイト基板を採用するGIGABYTEの「ICE」シリーズに、AMD B650Eチップセットの「B650E Aorus Elite X AX ICE」が追加、発売が開始された。ユニークなのは、基板のフロント側に、HDMI出力(Sensor Panel Link)を備えること。ケースに液晶ディスプレイを内蔵するときの接続に便利だろう。価格は47,000円前後。

GIGABYTEの「B650E Aorus Elite X AX ICE」。基板の右側にもHDMI出力がある

バックパネル。USBタイプCポートからは、DisplayPort映像を出力可能だ

ロープロ仕様のGeForce RTX 3050カード

ASUSの「RTX3050-O6G-LP-BRK」は、ロープロ仕様のGeForce RTX 3050グラフィックスカード。デュアルボールベアリングのIP5X防塵ファンを2つ搭載し、カードをしっかり冷却する。2スロット厚のコンパクト設計を採用。映像出力はDisplayPort、HDMI、DVIという3種類を備え、幅広いシステムで使いやすいだろう。価格は37,500円前後。

ASUSの「RTX3050-O6G-LP-BRK」。カード長は182mmとコンパクトだ

映像出力は3端子。DisplayPortとHDMIに加え、DVIまでサポートする

●Fractal Designから木製パネルが美しいPCケース新モデル

環境負荷の低減まで考慮した簡易水冷

Cooler Masterの「MasterLiquid Atmos」は、冷却性に優れるARGBファン「SickleFlow Edge」を採用したオールインワン水冷CPUクーラー。トップカバーが再生プラスチック製のほか、サステナブルな梱包資材を使い、パッケージを小さくするなど、環境負荷の低減も図ったという。価格は、24cm版が19,000円前後、36cm版が22,000円前後。

Cooler Masterの「MasterLiquid 360 Atmos」。ARGB LEDのライティングが鮮やか

こちらは「MasterLiquid 240 Atmos」。最新のデュアルチャンバーポンプが強力だ

前面に木材を使ったお洒落なフルタワー

Fractal Designの「North XL」は、インテリアのようなデザインを採用したフルタワーケース。フロントには、ウォールナット(ブラックモデル)またはオーク(ホワイトモデル)を使用、リビングに置いても違和感が無い。14cmファンを標準でトリプル搭載。サイドパネルは、メッシュ/強化ガラスの2モデルを用意した。価格は38,500円前後だ。

Fractal Designの「North XL」(ブラックモデル)。エアフローにも優れる

こちらは「North XL TG」(ホワイトモデル)。強化ガラスで内部が良く見える

ガラスのエッジが光るサポートステイ

Cooler Masterの「Atlas ARGB GPU support」は、強化ガラス製の本体とアルミ製のスタンドを採用したVGAサポートステイ。強化ガラスはCNC加工でエッジが光るようになっており、ARGB LEDによるライトアップが楽しめる。ツールレス設計により、簡単に設置が可能。縦置きのほか、横置きにも対応する。価格は8,000円前後。

Cooler Masterの「Atlas ARGB GPU support」。LEDをオフにすることも可能だ

横置きにも対応。低い位置のスロットなら、このように支えることができる

M.2 NVMe SSDを4枚増設できるカード

Sparkleの「PCIe Gen4 Quad M.2 Riser」(EP-G4M2X4)は、M.2 NVMe SSDを最大4台まで増設できるPCI Express 4.0カード。基板の両側にはファン(5cm+6cm)を搭載し、発熱による速度低下を抑えることができる。RAIDは0/1/10の構築が可能だ。なお利用には、対応チップセットを搭載するマザーボードが必要になる。価格は15,000円前後。

Sparkleの「PCIe Gen4 Quad M.2 Riser」。背面にはLEDインジケータも用意

M.2 NVMe SSDは斜めに設置。サイズは全て22110まで搭載することができる

USB PDに対応するタイプC電源テスター

アイネックスの「KM-08」は、USBタイプC用の電源テスター。デバイスと電源の間に割り込むように接続することで、供給される電圧/電流/電力/電流方向/D+/D-/CCなど、各種情報を調べることができる。電圧は0〜48V、電流は0〜5Aまで対応(最大240W)。表示画面は1.14インチのカラー液晶で分かりやすい。価格は3,500円前後。

アイネックスの「KM-08」。両端はUSBタイプCで、どちら向きでも構わない

135×240の1.14インチ液晶に、電圧/電流/電力など各種情報を表示する