宮島の先月の来島者数が2月としては過去最多を更新したことを受け、廿日市市の松本市長は「オーバーツーリズム」の懸念があると見解を示しました。

廿日市市によりますと先月、宮島を訪れたのは31万5713人で、60年前の統計開始から2月としては過去最多となりました。

去年5月に開催したG7広島サミットや円安の影響から外国人観光客の増加したことが主な要因とみています。

松本太郎市長「現在の宮島の姿がオーバーツーリズムかと言えば決してそうではないと思っておりますが懸念はしております」

廿日市市では今後、宮島口の混雑状況を可視化できるようにするなど観光客の分散化などに取り組むことにしています。