3月14日(木)の「くにまる食堂」(文化放送)に、歌手の布施明さんがご来店!最初のコーナー「今日のA定食」では、布施さんの最近の代表曲で「仮面ライダー響鬼(ヒビキ)」の主題歌「少年よ」についての隠れたエピソードなどをお話しいただいた。

※19年前に布施明さんの曲「少年よ」を聴いて大ファンになったという、リスナー・アユミさんのメッセージを紹介して……

布施明「恥ずかしいですねえ本当にね、ホントかね?しかし(笑)」

野村邦丸アナ「19年前に12歳ぐらいだから、今大体30代前半ぐらいのアユミさんが」

布施明「ありがたいですねえ本当に」

邦丸「我々世代からすると『霧の摩周湖』や『シクラメンのかほり』から入ったりしたんだけど、今30代前半のアユミさんは『仮面ライダー響鬼』の『少年よ』を聴いてファンになったと」

布施「そうなんですよ。恐ろしいんです(笑)。ハワイに行った時に、お子さん連れのご夫婦に会ったんですよ。で、お父さんがね、『ほら、この人が仮面ライダーの……』って言った途端に、その男の子が後ろ向いてバーンと倒れちゃった」

邦丸「え!?」

布施「気を失っちゃったんですよ」

※ここで「少年よ」の壮大なイントロが流れて~

布施「これです。こんな感じですよ」

邦丸「そんなインパクトがあったっていう……そのハワイで出会った少年は」

布施「はい。どうなったかわかりませんけど、『大丈夫か? 大丈夫か?』ってお父さんとお母さんが男の子を揺さぶったら、大丈夫だったんですが、彼は仮面ライダーに会ったような気持ちになったみたいで」

邦丸「なったんでしょうねえ!」

布施「『こういうものっていうのはバカに出来ないなあ』『心に残ってくんだなあ』と思って。だって『響鬼』っていう仮面ライダーだって、私も出ましたけど、私の役は『元仮面ライダー』という老人の役ですからね、お爺さん(笑)」

邦丸「今日は女性の方中心のメッセージが届いてますけど、コンサートにいらっしゃるお客様が、いわゆる私のような、還暦越えた『前期高齢者』ですか」

布施「『後期』もいます(笑)。コロナが流行りだした頃に、赤坂にあるサントリーホールに出たんですよ。開演前のアナウンスで、こういうところに気を付けてくださいとか言ってて、『なお、ブラボー等のお声がけはご容赦させていただきたいと思います』という文言が入ってて、それがすごい受けたので、それを他のコンサートでも『サントリーホールでこういうことを言ってたんですよ』って喋ってたら、最近コロナが五類になって、声をかけていいとわかったら、男性たちが『ブラボーッ!!!』(笑)。一応私たちね、『ブラボー親父』と呼んでるんです(笑)」

邦丸「ガーハッハッハッハッ!」