雨の夜は視界が悪い。だからこそライトが当たると光る傘で安全確保
雨の日の夜道で、危うくクルマやバイク、自転車などと接触事故が起こりそうになった経験はありませんか? 夜でさらに雨となるとただでさえ視界は悪い。さらに傘の生地にはブラック系のカラーが多かったりするので、クルマなどに気づかれにくい状態ではあります。
そんな事故のリスクを軽減するために開発されたのがアンベルの「リフレクティブアンブレラ」(6600〜7700円)。生地全面に再帰反射という反射機能を施した自動開閉式の折りたたみ傘です。
傘の生地に使用されている再帰反射材はアメリカの化学メーカー3M社の高視認性素材を採用しています。再帰反射とは光を光源に向けてまっすぐはね返す反射のことで、クルマやバイクなどから発せられたライトをドライバーにのみ反射するという仕組みです。ドライバーには数十メートル離れた場所からでもはっきり視認できる一方で、別の角度からは反射したように見えないため、悪目立ちすることもなく、ブラック1色に見えます。
強い反射効果を生み出すためにはガラスビーズを生地にプリントする必要がありますが、その量が多くなると生地全体が重くなってしまいます。リフレクティブアンブレラは生地が重くなりすぎない程度にプリントの量を減らしながらも一定の反射効果を得られるように反射パターンをデザイン。生地そのものも30デニールの軽量のため、反射効果の高さと本体の軽さを両立しています。
生地表面には強力撥水効果を持続できるよう、撥水材をナノクラスの微粒子にしたEasy-Dry加工を施していて、使用後は傘を2〜3回軽く振るだけで水滴をほぼ落とせます。また、多くの傘に使用されていいて健康への悪影響が懸念されているPFOA(パーフルオロオクタン酸)を含んでおらず安心です。
フレームは軽さと丈夫さを両立させたカーボンファイバー製で、3パターンから選択可能。とにかく軽いものが良い場合は通常の折り畳み傘と同じサイズ(収納時全長:約26cm、使用時直径:約97cm、重量:約180グラム)の「VERYKAL」(6600円)。ひと回り大きいサイズ(収納時全長:約29.5cm、使用時直径:約107cm、重量:約230グラム)なら「VERYKAL LARGE」(7150円)。
8本の骨でより風に強く、飛び出し防止機能付きのフルスペック版なら「VERYKAL8」(収納時全長:約30cm、使用時直径:約103cm、重量:約250グラム、7700円)がいいかも。さまざまなテクノロジーが詰め込まれた折りたたみ傘で、事故のリスクも賢く軽減しましょう!
>> アンベル
<文/&GP>
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