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フレンチシェフの旬の春キャベツをたらふく食べられる極旨レシピ♪
東京・白金台にあるフレンチレストラン「CIRPAS」のシェフ、吉田能（たかし）さんのYouTubeチャンネル『George ジョージ』。104万人が登録する、人気チャンネルです。
ミシュラン星付きレストランで副料理長として働いた経験もあるという吉田シェフが、フレンチにこだわらず、簡単な家庭料理から、プロの技が光る本格的な料理まで幅広く紹介しています。
本日は、「春キャベツのローストペペロンチーノ風」に挑戦。主な材料は春キャベツとにんにく。こんがり焼いたキャベツに相性最強のペペロンチーノ風ソースを合わせるそうです。シンプルで簡単な料理ながら、旬の春キャベツのおいしさを存分に堪能出来るそうですよ。
では、作ってみましょう！
「春キャベツのローストペペロンチーノ風」の材料と作り方
【材料】1人分
春キャベツ…1/4個
にんにく…3かけ
唐辛子…適量
イタリアンパセリ…適量
バター…少々
魚醤…少々 ※しょうゆでもOK
水…適量
塩…適量
黒こしょう…適量
オリーブオイル…適量
吉田シェフは、唐辛子を3本使っていましたが、今回は1本使うことに。また、パセリは普通のパセリ、バターは有塩バターを使います。
【作り方】
1.キャベツ1/4個を半分に切ります。半分だとけっこう大きいので、3等分にしました。
外側の葉の軸部分は硬いので、少しそぎ落とします。また、芯も少し切り落とします。
実は今回、芯を切り落としすぎてしまいまして…（苦笑）。
ある程度は残して、芯でキャベツをつなげておかないと、焼くときにキャベツがバラバラになってしまいますよね。みなさんは、わたしのような失敗をしないようにご注意を。
2.にんにくをみじん切りに、パセリは粗いみじん切りにします。唐辛子は種を取り除きます。
3.フライパンに油を引き、キャベツを入れ、塩を振ります。
強めの中火にかけ、キャベツの表面をこんがり焼きます。
片面に焼き色がついたらひっくり返します。
なんとかキャベツがバラバラにならないように、ひっくり返しました（笑）。
バターを加えてフタをし、弱火で5分ほど蒸し焼きにします。
4.キャベツをフライパンの端に寄せ、空いたスペースにバターと油を足し、にんにくと唐辛子を入れて炒め、しっかり香りを引き出します。火加減は弱めの中火にしました。
にんにくの香りが立ったら、パセリと魚醤、水を加えます。よく混ぜて乳化させ、ソース状にします。パセリは仕上げにも使うので、少し残しておきましょう。
水分が足りなくなったら、適宜、水を加えます。今回は、水を少しずつ加え、トータルで大さじ2杯分くらいの水を入れました。
キャベツにソースを絡め、味をなじませます。キャベツは、芯に竹串などを刺したらスッと通るようになるまで焼きましょう。
また、このやり方では作りづらいようなら、キャベツだけお皿に取り出してソースを作り、後からキャベツにかけてもOKとのこと。
ソースを作りつつ、キャベツの火の通り具合を確認し、さらにキャベツにソースを絡める。これ、わたしにはけっこう難しい（笑）。芯を切り落としてしまったこともあり、ソースと絡めようと動かすと崩れるし…。
なので、キャベツにソースを絡めながら焼くのは、早々に諦めました。そして、キャベツをお皿に盛り付けてソースをかけることに！
5.4のキャベツにパセリをかけ、黒こしょうを振って出来上がり。
バターとにんにく、魚醤の豊潤な香りがします。プロっぽい香り。わが家の料理では、なかなか出会うことのない香りです（笑）。
調理時間は15分。ソースを作りながらキャベツに絡める作業は、わたしにはちょっと難しくて出来ませんでしたが、それ以外は簡単でした。
ただ、バターと水の量は少々とか適量とのことですが、吉田シェフは結構入れていたので、そのさじ加減というか塩梅は、”料理のセンス”が問われるかなと思います。出来上がりの味に、わたしはまったく自信がありません（笑）。
では、恐る恐る食べてみましょう。
おっ、いいかも！われながらいい味に仕上がっています（笑）。
キャベツの甘さとにんにくの旨味、唐辛子の辛味が絶妙…あっ、でも、唐辛子は1本入れただけなのに、かなり辛い（笑）。吉田シェフは3本も入れていたけど、大丈夫なのだろうか？辛いのが苦手な方は、唐辛子の量にご注意を。
にんにくをたっぷり使ったペペロンチーノ風ソースと、香ばしく焼いた春キャベツとの相性は、吉田シェフがおっしゃる通り、最強です。唐辛子の辛味に負けない、春キャベツの溢れる旨味を感じます。
さらに、バターのやわらかな甘みと春キャベツの瑞々しい甘味で、2種類の厚みある甘味を感じます。また、ちょっとだけ入れた魚醤も効いていて、奥深い味わいです。
フレンチシェフ直伝の「春キャベツのローストペペロンチーノ風」は、キャベツとにんにくというシンプルな材料を使いつつも、メイン料理にしてもいいくらいの存在感と満足感のあるひと皿でした。旬の春キャベツの甘味とおいしさを存分に堪能出来ます。作ってみてはいかがでしょう。
