被爆直後の広島市内で救護活動行った少年兵たちの証言を映像で紹介 追悼平和祈念館
原爆投下直後の広島で救護活動を行った少年兵たちの活動を伝える企画展が広島市内で行われています。
企画展では太平洋戦争末期に「暁部隊」として特攻訓練を行っていた少年兵たちが、原爆投下直後に救護活動を行った際の心境など隊員の証言を映像で紹介しています。
会場には「マルレ」と呼ばれる特攻用に開発された1人乗りのベニヤ板製モーターボートのレプリカや隊員が着ていた軍服も展示されています。
追悼平和祈念館 久保雅之館長
「戦地に赴いて命を捨てる覚悟をしていた彼らが(原爆投下直後の)死の街・広島で死というものに対してどういうものを感じたのかを見ていただきたい。」
企画展は、2025年2月まで追悼平和祈念館で開かれています。