去年9月に全面閉鎖した日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区跡地について、防衛省が「多機能な複合防衛拠点」としての活用を県や呉市に申し入れました。

日鉄呉地区は去年9月に全面閉鎖され、日本製鉄や県・呉市が跡地の利用について協議を重ねていました。

県や呉市によりますと4日に防衛省から呉地区跡地を「多機能な複合防衛拠点」に整備したいとして県など4者での協議を要望する申し入れがあったということです。

これを受け湯崎知事は「防衛省の申し入れは日鉄跡地の利活用策としての選択肢の一つで、今後丁寧に話を伺いたい」とコメントしています。

今回の申し入れを受けて地元・呉市民の反応です。

50代男性「跡地利用は大事なこと。呉の活性化につながるように活用いただければとてもいい話だと思います」

60代女性「今すごい不景気なので、少しでも飲食とか飲みに出てきてくれたら」