【農家直伝】ロールキャベツならぬ「ドーム白菜」作ってみた!包んで煮込むだけで簡単・カワイイ・ウマい~♡

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ロールキャベツって、いざ作るとなると、キャベツの葉を破れないようにそ~っと剥がしたり、1個ずつ肉ダネを包んだりと…意外と面倒なんですよね。それが、大きな白菜で肉ダネをドーンと包んで丸ごと煮込むだけ!という速球なレシピを、埼玉県の農家に教わりました。超カンタンな作り方なのに、見た目は超キュートになるんだとか♡こんなお料理は初めてなので楽しそう♪さっそく作ってみたいと思います。

ロールキャベツならぬ「ロール白菜」は豚バラが主役!葉は爪楊枝じゃなく”アレ”で留めるってさ【農家直伝】

白菜の葉は大きめを使って♪迫力満点「白菜のつつみ煮」

材料(4人分)
白菜…7枚(中間の部分)※
豚ひき肉…300g
にんじん…130g
玉ねぎ…1/2個
しいたけ…3枚
卵…1個
パン粉…15g
塩・こしょう…各少々
和風だしの素(顆粒)…小さじ1/2

【煮汁】
牛乳…50ml
水…150ml
砂糖…大さじ1
塩…少々
和風だしの素(顆粒)…小さじ1/2



※白菜は、外側の硬い葉ではなく、内側の柔らかい葉で、ある程度大きいものがオススメです。
今回使った白菜は、下に敷いた直径25センチのお皿が見えなくなるぐらいの大きさ。

作り方
1.にんじん、玉ねぎ、しいたけをみじん切りし、にんじんは下茹でする。





2.白菜を湯通しする。



後で、白菜を二つ折にしてタネを包むので、その際に芯が折れない程度の柔らかさにしましょう。
わたしは、2分程度茹でました。

3.ボウルに、豚ひき肉、1のみじん切りにした野菜としいたけ、卵、パン粉、塩、こしょう、和風だしの素を入れて粘りが出るまでこねる。



4.フライパンに煮汁の材料を入れ、白菜の葉先を外に向けて放射状に敷き詰める。その上に3のタネを載せて平らにのばして形を整え、白菜の葉先を折り返して、タネを包む。



家にある一番大きな深型のフライパンを使いました。



火を通りやすくするため、タネは厚みが出すぎないように包みましょう。
白菜の葉は多少破れていても、重なるので問題なし♪



包めました。まん丸!



5.フタをして中火で20~25分煮込んだら出来上がり。





具に火が通ったかは途中白菜をめくって確認を。
今回は、包んだときに若干厚みが出たので、煮込み時間を少し多めにしました。



最初はミルク感たっぷりだった煮汁も、だんだんと透き通ってきました。



ようやく完成♡ここで、えっと…

こ、これお皿にどうやって移そう!?

こういう時は勢いも大切ねってことで、せーので、フライパンをやさしく揺すりながら、大皿にザザーッと横滑りさせました♡



おおお、出来たーーーー!立派なドーム型にテンションが上がります♡
こんな白菜料理は初めて。食卓に出したら、家族もビックリ。



ドーム白菜を盛る器ですが、後から煮汁がどんどん滲み出てくるので、お皿は多少深さのあるものが◎。

では、ナイフでカットしてみまーす!



断面がきれいですね♡にんじんを入れているので、彩りが豊かで食欲をそそります。

和風だしの煮汁に、白菜とお肉の旨味が凝縮

それでは、さっそくいただきます♪



白菜の存在感すごっ!具もぎっしり詰まっていて肉感も抜群なんですが、白菜がさらにそれを上回っています。
タネを包むときに白菜が幾重にも重なって、厚めになってるんですね。

そして、ドーム型のド迫力といったら、まさに白菜のケーキといったところ♡中身は、スポンジでなくお肉なんですが(笑)。
とにかく白菜の迫力がすごく、白菜を思う存分味わえます。



煮汁はというと…ミルク感はあまりなく、和風だしが効いていて、やさしいお味に仕上がっています。
食べている最中にも、ドーム白菜から煮汁がどんどん染み出てくるのですが、白菜や肉の旨味が凝縮されていて、とっても美味。

わが家はみな何もつけずにそのままでいただくのにハマりましたが、試しにケチャップをつけてみたらロールキャベツっぽくなりましたよ。

煮込み加減はお好みで♪



今回わたしは、タネが出てこないように、レシピ記載の中火ではなく、火加減弱めで煮込んだのですが、白菜の層でしっかりと包まれているので、崩れることはなさそうです。
クタッとした白菜が好きな方はしっかり煮込んで、食感がある程度欲しい方は短めにするなど、火加減や様子を見ながら煮込み時間を調整してくださいね。

この料理のコツは、大きな白菜を使うこと。
スーパーで最近よく見かける通常の1/3サイズのミニ白菜だと、レシピ通りの分量のタネを包むのは難しいかもしれません。
みなさんもドーンとした白菜が丸一玉手に入ったら、ぜひ作ってみてくださいね。

★今回のレシピは、JAいるま野「とれ蔵KITCHEN」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-irumano.or.jp/recipe/hakusai/208739.html