体をフリフリさせるご機嫌なダンスを披露しているのは、三重県にあるウミガメ保護施設「道の駅 紀宝町ウミガメ公園」で飼育されている「ダイヤモンドバック テラピン コンセントリック」というカメ。

 飼育員にブラシで甲羅を磨いてもらい、とっても気持ち良さそうにしています。

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 「道の駅 紀宝町ウミガメ公園」の公式X(Twitter)は動画の投稿にコメントする形で続けて、カメが嫌がっているのか喜んでいるのかは「カメに聞いてみないとわからない」とも投稿。

 普段から硬いものに自分から甲羅をこする習性があり、この時に同じ動きをするのでおそらく嫌がってはいないのだとか。一緒に投稿された動画には、大きな石に甲羅をこすりつけて体をフリフリしている普段の様子が映っています。

 道の駅 紀宝町ウミガメ公園に取材したところ、水槽を掃除する時にいつも甲羅もブラシで軽く磨いているそう。その際に逃げることもあるものの、今回のように体をフリフリする行動は頻繁に見られるとのこと。

 フリフリダンスについて、「甲羅の付着物や脱皮ではがれかけている甲羅を取るための行動かもしれません」と担当者。

 そこで「ブラシで甲羅を洗っている時にフリフリするカメは他にもいるのでしょうか?」と他のカメの反応についても質問してみたところ、「他のカメは水槽から出して手で持ってこするので、この行動をするかどうかはわかりません。しかし淡水のカメでは割と見られる行動だと思います」という回答でした。

 投稿されたダンス動画には3万2000件を超えるいいねが付き、「可愛すぎる」「キュン死寸前」などのコメントも寄せられ、多くの人を魅了しています。

<記事化協力>
「道の駅ウミガメ公園」公式Xアカウント(@umigamekouen)

(佐藤圭亮)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024030401.html