弥生賞・コスモキュランダとM.デムーロ騎手

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 3月3日、中山競馬場で行われた皐月賞トライアル・弥生賞(G2・芝2000m)で、6番人気のコスモキュランダが快勝。クラシック戦線へ名乗りをあげた。このレースの1〜3着馬には皐月賞(4月14日・中山・G1・芝2000m)への優先出走権が与えられる。

弥生賞、勝利ジョッキーコメント
1着 コスモキュランダ
M.デムーロ騎手
「嬉しいですね、返し馬から乗った瞬間の印象がとても良かった。先生と競馬の前にちょっと話してて、いつも良い脚を使ってるけど、遊んでる感じだと聞いていました。今日は本当にスタートが良かった。向こう正面でちょっとペース遅いかなって思ってて、今日の馬場が結構前残りの馬場だったし、僕の馬もいつも最後まで頑張ってくれるから、途中から動いた方がいいかなと思ってました。前回もいい結果出してますけど、こんなに走ると思っていなかったのですが、やっぱり乗った感じがすごく良かったですね。本当に楽しみにだと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 3月3日、中山競馬場で行われた11R・弥生賞(G2・3歳オープン・芝2000m)は、M.デムーロ騎乗の6番人気、コスモキュランダ(牡3・美浦・加藤士津八)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に3番人気のシンエンペラー(牡3・栗東・矢作芳人)、3着に9番人気のシリウスコルト(牡3・美浦・宗像義忠)が入った。勝ちタイムは1:59.8(良)。

 1番人気でC.ルメール騎乗、トロヴァトーレ(牡3・美浦・鹿戸雄一)は6着、2番人気でR.キング騎乗、ダノンエアズロック(牡3・美浦・堀宣行)は7着敗退。

【写真】弥生賞 レース写真波乱の決着

 M.デムーロ騎乗の6番人気、伏兵コスモキュランダが上位人気馬を一掃して鮮やかに抜け出した。向こう正面では後方から2番手まで一気に押し上げていく積極策を展開。そのまま直線で鮮やかに抜け出し、後方で伸びあぐねた上位人気馬を完封した。

コスモキュランダ 7戦2勝
(牡3・美浦・加藤士津八)
父:アルアイン
母:サザンスピード
母父:Southern Image
馬主:ビッグレッドファーム
生産者:ビッグレッドファーム

【全着順】
1着 コスモキュランダ M.デムーロ
2着 シンエンペラー 川田将雅
3着 シリウスコルト 三浦皇成
4着 エコロレイズ 横山和生
5着 シュバルツクーゲル 西村淳也
6着 トロヴァトーレ C.ルメール
7着 ダノンエアズロック R.キング
8着 アドミラルシップ 戸崎圭太
9着 ファビュラススター 横山武史
10着 ニシノフィアンス 内田博幸
11着 レッドテリオス 津村明秀