運転する車をわざとタクシーにぶつけて運転手にけがをさせたとして44歳の男が逮捕されました。

広島市西区西観音町の無職の男(44)は先月1日、中区本通にある並木通りのロータリーで故意に車をタクシーにぶつけて、運転手の男性(70)にけがをさせた疑いがもたれています。

タクシー運転手の男性は腰椎捻挫のけがをしました。乗客はいなかったということです。

警察によりますとタクシーのドライブレコーダーなどから、男は車を降りてタクシーの運転手に何か言ったあと、車に戻ってバックした後に勢いをつけてタクシーにぶつかったとみられています。

男は「このようなことをしたかどうかわかりません」と容疑を否認しています。

警察は動機や詳しいいきさつについて調べています。