アメリカ軍の施設が原因である可能性「否定できない」という認識を示しました。

東広島市では瀬野川水系やアメリカ軍川上弾薬庫近くの地下水から、人体への影響が指摘されている有機フッ素化合物が国の暫定指針値を超えて検出されています。

そのため東広島市はアメリカ軍に有害性が指摘される物質の使用などについて情報公開を求めていました。

これに対しアメリカ軍からは中国四国防衛局を通じ「県内の軍の施設で有機フッ素化合物などが漏れ出たことを確認したことがない」などと回答があったということです。

一方、県は29日の県議会で、川上弾薬庫が原因である可能性は「否定できない」という認識を示しました。

東広島市は専門家を交えた調査委員会を29日付で設置しています。