【弥生賞展望】好走条件満たすダノンエアズロックが中心
皐月賞と同条件で行われるトライアル。少頭数になるのが通例で、大抵フルゲートになる本番とは質の異なるレースになる。
1.距離延長が狙い目
2000mなので、距離短縮で臨んでくる馬はほとんどいないが[0-0-0-4]とスピード不足なのか振るわない。前回が同距離の場合は[6-3-7-40]で複勝率28.6%と率としては今回が距離延長の[4-7-3-35]、複勝率28.6%と変わりがないのだが、回収率を見ると距離延長のそれが勝っており、妙味では距離延長の馬を狙いたい。
2.前走大敗からの巻き返しはほとんどない
前走が10着以下の馬は[0-0-0-8]と馬券に絡んでいない。また、前走6着以下でも[0-1-1-22]で複勝率8.3%と振るわない。逆に前走が1着の馬は7勝を挙げており、軸は人気でも前走1着馬を選んだ方が良さそうだ。
3.前走逃げた馬は苦戦
過去10回、前走2角1番手の馬は[0-1-0-11]で、前走4角1番手の馬も[0-1-0-14]。つまり、前走逃げていた馬は近年1頭しか馬券に絡んでいない。
ダノンエアズロックは新馬、アイビーSと2戦2勝。今回が距離延長で、前走の上がり3F32.7秒を考えると瞬発力も十分。2戦とも前に付けて勝っているが、もう少し後ろの位置取りになっても問題ないだろう。ここは3連勝を期待したい。