大東文化大学陸上部監督、真名子圭が指導者になったきっかけ
2月14日放送の「くにまる食堂」(文化放送)は、大東文化大学陸上部監督、真名子圭さんが出演。現役引退後、指導者を目指すことになったきっかけを話した。
野村邦丸「真名子さんは大東文化大学で選手として箱根駅伝に出場された後、本田技研の実業団でバリバリ走ろうぜという気持ちになっていた時、体に悲鳴が上がった。心臓の病気をされた?」
真名子圭「トレーニング中に急に呼吸が苦しくなって、病院に行ったら、医師から心臓の4分の1が機能しない病気だと言われました。」
邦丸「これは相当ショックでしたよね?」
真名子「ショックというか、医師からは陸上をやめたほうがいいと言われたので、自分はこんな形で競技を引退するのかと思いました」
邦丸「そのころ、真名子さんの周りの本田技研の社員の皆さんが車が大好きで、“この人たちは本当に車が好きなんだな、じゃあ自分は何だろう“と思ったという話を聞いたのですが…」
真名子「競技を引退した後、本田で部品の調達をする仕事をしていました。その時、自分は陸上を離れて何がやりたいかわからない時期でした。皆さんが車について話してるのを見て、この人たちは自分が大好きなことを仕事にできてるのがすごくいいなと思って、その時に自分が何がやりたいのか?考えるようになりました」
邦丸「出た答えは何だったんですか?」
真名子「やはり陸上競技に携わりたいというのが一番でした」
邦丸「となれば指導者ということですか?」
真名子「そうです。指導者で陸上に恩返ししたいなと思いました」