「メジャーも考えているだろうし」高木豊氏がヤクルト・村上宗隆の外野コンバートを提案!その理由とは?

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村上の起用法について高木氏が私見を述べた(C)CoCoKARAnext

 球春到来が間近に迫ってきた。

 ヤクルトは2021年、22年のセ・リーグ制覇を果たしたものの、昨年は5位に沈んだ。

【コンバート案】第二の阪神中野を探せ︎村上のレフト起用!牧の起用は…今季コンバートで大ブレイクする可能性のある選手について

 昨年のヤクルトにとって誤算だったのは22年に三冠王を獲得した村上宗隆の不振だ。開幕から不調に喘いだ令和の三冠王はリーグ2位の本塁打数を記録するも、打率.256、31本塁打、84打点と22年シーズンよりも成績を落とした。今年は2度目の三冠王が期待されるが、そんな村上に球界OBは本職・三塁手からのコンバートを提案している。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルで1月29日に「【コンバート案】第二の阪神中野を探せ︎村上のレフト起用!牧の起用は…今季コンバートで大ブレイクする可能性のある選手について【プロ野球】」と題した動画を更新。村上の起用法について自身の見解を語っている。

 高木氏は動画内で、「今年の村上は気持ちを入れ替えてやると思うけど、将来的にはメジャー挑戦を考えているはず。三塁手というよりも、村上の走力などを考えると外野でいいんじゃないかなと感じる」と話した。村上は昨年、三塁手としてはリーグワーストとなる22個の失策を記録した。今年も三塁手としての起用が予想されるが、そんな中で高木氏は村上の外野手へのコンバートを提案した。

 同氏はヤクルトのもう1人の主砲・山田哲人の起用法についても言及。「(山田)哲人もセカンドが苦しくなってきているんじゃないかなと感じる。そしたらサードに持っていって武岡とか若い選手をセカンドにする。そうするとチームが落ち着くかなという感じがする」と、村上のコンバートが実現した際に、山田を三塁手にコンバートする案も提示した。

 その理由として、「哲人もサードにいくことでバッティングが良くなる可能性もあるし、村上も外野にいってまた三冠王を獲るとなるかもしれないし」と2選手に相乗効果があるとし、「サードでダメというわけではないが、村上の将来のことや、山田哲人をより生かすということを考えると、それでも面白いんじゃないかなと思う」と、村上の将来的なメジャー挑戦などを踏まえた案であると語った。

 V奪回を目指すヤクルトにおいて、村上と山田の復活は必要不可欠。2選手は今年、どんな活躍を見せてくれるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]