1月30日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、自民党派閥の政治資金パーティをめぐる裏金事件を受け、野党の追及を受けた岸田総理の答弁について、パーソナリティの大竹まことらが呆れかえる場面があった。

番組では、朝日新聞、の衆参両院の予算委員会で行われた集中審議についての記事を取り上げた。政策活動費の使途公開など見直しを求められた岸田総理が否定的な発言を繰り返し、「政治活動の自由と国民の知る権利とバランスの議論によって今に至る」と発言したことについて、フリーライターの武田砂鉄氏は「国民に隠れてやっていることを維持させてくれ言ってしまっている」と驚きの声を挙げた。パーソナリティの大竹まことも「政策活動費っていう何に使っても良くて領収書も要らないお金が一体何に使われているのか、そこが本丸だよね。政策活動費とキックバックのお金が混ざっちゃいました、なんて言われて追及が止まってしまっている。自民党の収入には税金の政党交付金が入っているわけでしょ。それを好き勝手使いますなんて言われたら何に使ってるんだよって思うよ」と憤慨。元TBSアナウンサーでエッセイストの小島慶子は「『世の中は飲み食いしたりゴルフしたり贈り物をして根回しをして決まるものだ、人に全部明らかにしたら根回しできなくなる』なんていう思い込みや慣習で言いくるめられている」と指摘し、「民間と違って政治家は税金を使っている。それで何をしているかということがわからないもまま今日まで来ていて、それが通用すると思っている岸田さんが非常識でびっくりする」と驚きあきれていた。