裏金問題について国会で歯切れの悪い答弁が続く自民党。1月30日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、今回の裏金問題のきっかけとなる告発をした神戸学院大学教授の上脇博之さんにポイントを伺った。

大竹「この問題ですが、法律がザルみたいになっているとお考えですか?」

上脇「ザルの部分はあるんです。それは間違いないです。ただし、そのザルにさえ引っ掛かって、こんな違法なものが発見されたというのが今回のポイントなんですね」

大竹「なるほど」

上脇「ザルにさえ引っ掛かるようなことをやっていた政治家がいるわけですよ」

大竹「はい、はい、はい、それは党内では何年間もこの形をとってきて今日まできていますよね」

上脇「もうね、法律を守る気がないんですよ。どう考えたってそうですよ。たまたま『ちょっとすいません、20万円超えるやつを1つか2つ見落としてました』だったらね、人間ミスもあると。ところが、1つの派閥が何件も書いてないし、毎年書いてない。5つの派閥が書いてないということは自民党内にこの手口が蔓延していて、それがきっかけで裏金が作られたわけだから、もう法律を守る気がないとしか見えないですね」

大竹「議員の中には政策活動費と一緒だから記載しなくていいということを平気でおっしゃる方もいらっしゃいますね」

上脇「あのね、それを本当に言ってるんだったら議員辞めて下さいと。あなた法律知らんのかと言いたいのが1つ」

大竹「はい」

上脇「もう1つは、ウソを言うなと。こんなこと常識やと」

 

この他にも上脇博之さんは今回の裏金問題の問題点をわかりやすく語ってくれました。