【西武】上田大河投手インタビュー 「自然と応援してもらえるような気持ちのこもった投球ができるピッチャーになりたい」
1月11日放送のライオンズエクスプレスでは、大阪商業大学からドラフト2位でライオンズに入団した上田大河投手にインタビューした模様を放送した。今の心境と自身のピッチングスタイルについて、そしてこれからの意気込みを訊いた。
――どのようなことを考えながら今日の練習に取り組んだ?
上田「怪我をしないことが一番大事。怪我をせずに自分のコンディションを上げていって、技術面、体力面などを全体的にレベルアップしようとしています」
――自主トレ期間中ですが、練習場には中村剛也選手の姿もありました。そのような選手と同じ空間で練習することについては?
上田「ライオンズの一員として、自分たちが加わったという立場。先輩方と共に戦って、自分が投げて抑えて、チームの勝利に貢献したい。チームの一員になれたことを誇りに思って、精一杯頑張りたい。頑張るのは当たり前ですけど、その気持ちを忘れることなくやっていきたいです」
――ドラフト2位で指名された時の心境は?
上田「最初はライオンズに指名していただけると思っていなかったので、時が止まったような感覚でした。『上田』と言われた時には自分ではないと思って(笑)。下の名前まで呼ばれて、滅茶苦茶びっくりしました」
――大阪商業大学4年時にリーグ戦で史上12人目のノーヒットノーラン(9月16日、対大阪学院大学戦)、この試合は覚えている?
上田「覚えています。9回1アウトまで完全試合だったんですよ。あと2人抑えていたらリーグ初の完全試合だったんですが、3、4球くらい粘られて2ストライク3ボールから四球でした。本当に悔しかったです」
――自身の投球スタイルは?
上田「パワーピッチャーだと思っています。ストレートと変化球を投げるところによって投げ分けられます。先発ならばいろんな変化球を投げて、打たせてとってかわす投球、短いイニングならばどんどん球威のある真っすぐを投げ込むようなピッチャーです。圧倒的な投手を目指しているので、そうなれるようにこれからもっと鍛えていかなくてはいけない」
――特技はトランプマジック、手先が器用?
上田「指先でカードを持つんですけど、1枚、2枚単位でカードを動かしている。そのあたりの瞬時に動かせる器用さはピッチングに繋がっていると思います。変化球もミリ単位で縫い目の握りを変えて軌道修正して、自分の思い描くような軌道で投げられるようになりました」
――プロ野球選手としてマウンドに上がって1球目は何を投げますか?
上田「ひみつです(笑)」
――リスナーへ自己紹介とこれからの意気込みをお願いします。
上田「この度埼玉西武ライオンズから指名を受けました、上田大河です。将来的にはライオンズの顔となれるように、そして自分がマウンドに上がった時にファンの皆様が安心して見てくれて、自然と応援してもらえるような気持ちのこもった投球ができるピッチャーになりたいと思っています。1年目からチームに貢献して、リーグ優勝、日本一に向けて頑張りますので、ご声援のほどよろしくお願いします」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー