今永昇太、カブス入団が決定的に 今度は日本人選手投打のタッグが実現!
今永は日本球界屈指の左腕として知られる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
ポスティングによるメジャー移籍を目指していたDeNA・今永昇太がカブスと合意したことが明らかになった。
MLB公式サイトを含め複数の米メディアが報じている。MLB公式サイトによると年俸は平均1500万ドル(約22億円)の複数年契約となる見込みだという。
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今永をめぐっては10球団以上ともいわれる複数球団の争奪戦が伝えられ、最終的にはジャイアンツ、エンゼルス、レッドソックスなどの球団名もささやかれる中、新天地として左腕が選んだのは鈴木誠也が所属することでも知られるカブスだった。
カブスでは過去にも現在の鈴木を含め、福留孝介、田口壮、和田毅、ダルビッシュ有など多くの日本人選手が在籍してきた歴史があり、球団史上10人目の日本人選手となる。
昨年WBC米国との決勝戦でも先発を務めた今永はシーズンに入っても174奪三振でタイトルを獲得。150キロを超える直球にスライダー、チェンジアップなどの変化球も交え、日本で勝ち星を積み重ねてきた。プロ1年目の16年から先発ローテに定着するなど、日本球界を代表する左腕として着実に成長曲線を描いてきた。
また日本のファンにとって楽しみなのは、鈴木とのタッグにもありそうだ。カブス2シーズン目となった昨季は打率・285、20本塁打、74打点をマーク。着実にメジャーの舞台にアジャストした姿を見せ始めた鈴木が打って、今永の好投をアシストする胸アツシーンも今季は見られそうだ。
今オフはドジャースに大谷翔平、山本由伸が入団、ダルビッシュ有が在籍していたパドレスに松井裕樹が入団と1球団に複数の日本人選手が在籍する例が増えてきている。これも日本人選手の底力。メジャーリーグの開幕から各選手たちの活躍に胸躍るシーズンとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]