ゴルファーのための食事学「ゴルフの後、これだけは食べちゃダメ!」
トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。
1日のラウンドが終わり、これから夕飯!
皆さんはいつも『何を選んで』食べていますか?
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どの食材もそれぞれ豊富に含まれる栄養素があることから、色々なものを食べることが健康に繋がります。
しかし、そんな皆様に「これだけは避けて欲しい!」食べ物があります。
それは、、、
『揚げ物』です!
今回はこの理由について解説します。
『揚げ物のデメリット』
子供から大人まで、皆さん大好きな揚げ物ですが、ゴルフの後に食べることはおすすめしません。
その理由として、揚げ物の消化スピードが遅いことが挙げられます。
食べ物には、消化の良い食材と、悪い食材があります。
消化の良い食材の代表が、米やうどん、豆腐、白身魚、大根、りんごなどです。
一方消化の悪い食材として、揚げ物や香辛料を豊富に含む料理が挙げられます。
これらの特徴は、食物繊維を多く含み、胃腸に刺激の多いもの、そして脂質を多く含むものです。
ラウンドなどの運動中・運動後には、食べ物の消化スピードが低下します。
身体を動かす為に骨格筋への血流量が増える一方、胃腸を含む消化器官への血流量は低下する為です。
よって、運動後の身体はエネルギーを欲しているにも関わらず、食べ物を消化する能力は低下しています。
ここで消化の悪い食べ物を食べるとどうでしょう。揚げ物は消化する為に多くのエネルギーを使う、エネルギー変換の効率が悪い食材です。
運動後は消化の良いものを食べることが、スムーズな回復に繋がります。
『いつ食べる?』
揚げ物は、その全てが悪い訳ではありません。
量とタイミングに気をつけることで、美味しい!食べることが楽しい!と感じる様な心の栄養として楽しみましょう。
その際にも、気をつけて欲しいことが2点あります。
・揚げたての新鮮なものを選ぶこと
・運動後や就寝前は避けること
これらを参考に、心の栄養として楽しみましょう!
それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。
引き続き様々な観点から、ラウンド中の栄養管理についてご紹介させていただきます!
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[文:トータルゴルフフィットネス - ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
中島 遥
管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。