2023年ドラマで演技が光っていた俳優・女優は?
「2023年ドラマで演技が光っていたと思う俳優・女優ベストランキング」をTVマガが発表し、俳優部門では「VIVANT」の堺雅人、女優部門では「どうする家康」などの北川景子が第1位に選ばれた。
今夏話題をさらった「VIVANT」は、「半沢直樹」シリーズなどの福澤克雄が原作・演出を務めた大ヒットオリジナルドラマ。主演を務めた堺は、うだつの上がらない商社の社員と、別班の優秀な工作員という2つの顔を持つ難役・乃木憂助を見事に演じ切った。改めて高い演技力と存在感を示したことで1位に輝いた。
俳優部門の2位は「下剋上球児」の鈴木亮平。弱小高校野球部を舞台にした本作で、主演の鈴木は訳アリの高校教師・南雲脩司を熱演。「圧倒的な演技で感動した」「リアル感がすごくでていてジーンとするシーンも何度もあった」と視聴者の胸を打った。
3位は「うちの弁護士は手がかかる」「どうする家康」などのムロツヨシ、「ペンディングトレイン−8時23分、明日 君と」「どうする家康」などの山田裕貴、「いちばんすきな花」「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」などの松下洸平、「きのう何食べた? season2」の内野聖陽、「VIVANT」の役所広司が同率で選ばれた。
女優部門1位の北川は、「女神(テミス)の教室 〜リーガル青春白書〜」「落日」「どうする家康」「イチケイのカラス スペシャル」に出演。特に「どうする家康」では母・お市と娘・茶々の演じ分け、「大河での二役はまるで別人」とその高い演技力から支持を集めた。
2位は「マイ・セカンド・アオハル」「どうする家康」などの広瀬アリス。「マイ・セカンド・アオハル」ではドン底アラサーOLから一念発起して大学生になる主人公・白玉佐弥子を好演。不器用ながらも恋に勉強に奮闘する等身大の演技で視聴者の心をつかんだ。
同率2位で「いちばんすきな花」「トリリオンゲーム」「ラストマン−全盲の捜査官−」の今田美桜がランクイン。4月から12月までドラマ出演が続いたが、「それぞれの役柄をうまく演じこなしていた」と評価する声があがった。
ランキングは、エンタメ情報Webマガジン「TVマガ」を運営する株式会社WonderSpaceが12月1日〜12日の期間、10〜50代以上の男女(性別回答しないを含む)100名を対象に行ったアンケート調査を基にしている。(清水一)