業務スーパーで販売されている『甘みの黒にんにく』をご存じでしょうか。

にんにくを発酵熟成させてドライフルーツのような甘さに仕上げた加工食品、黒にんにく。本品は大入りタイプで、比較的小粒寄りのサイズながら、ねっとり甘酸っぱい独特の味わいをたっぷり楽しめる一品ですよ。



価格・内容量・コスパは?

『甘みの黒にんにく』は527円(税込、税抜488円)。内容量は250g。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

コスパ(単価)は100gあたり約211円。同じ業スー品だと『黒にんにく』(100g・257円)よりコスパ優秀なポジションです。黒にんにくは一般スーパーだと400円/100g程度はしますから、いずれも十分お得感のある価格設定ですね。

食べ方は?

黒にんにくは、普通の白いにんにくを発酵熟成させる過程で黒く変色したもの。ポリフェノールや各種アミノ酸といった栄養素を豊富に持っているため、健康食品として扱われることが多い食材ですね。

日本でよく見かける房タイプとは違って、ひとつの塊になっている一片種のにんにく。乾燥してパサパサになっている皮を剥いたら、そのまま食べてOKです。簡単に剥けますけど、ポロポロ崩れて散りやすいので、適当なお皿に移してから剥きましょう。

味と食感は?

真っ黒のビジュアルとねっとり食感が際立つ黒にんにく。むちっとした柔らかさと程よい弾力がある歯ざわりに、しっとりした口当たりが続きます。フルーティな甘さと相まって、レーズンを食べているかのような感覚です。

同じ業スー品の『黒にんにく』と比べて、本品はやや小粒。そのかわり、にんにくの酸味や臭みをかなり抑えたバランスで、黒にんにく特有の甘みだけがストレートに立った味わいです。おやつ的につまむ用途にはぴったりの味ですね。

ガーリックトーストにもアレンジできる

甘さ重視で香りが控えめなので、インパクトに欠けるものの、そのぶん料理にも幅広く活用しやすい感じ。刻んだり潰したりすることで、パスタや焼きそばなどの味付けにも使えます(コストコの商品を使用したアレンジ例はこちら)。

加熱すると軽く香りが立つので、刻んでチーズなどと一緒にパンにのせて、ブラックガーリックトーストにしてもおいしく仕上がります。基本はそのまま食べるのがおすすめですけど、途中で飽きた場合にもしっかりアレンジ用途で消費できますよ。

カロリーは?

カロリーもチェックしておきましょう。

『甘みの黒にんにく』は100gあたり277kcal(脂質 0.1g、炭水化物 60.8g)。1粒あたりは皮を含めて実測値で約6g。だいたい16粒で100gになります。炭水化物が多い点に要注意。召し上がる際の目安にどうぞ。