2024年度末の開業予定です。

コスモスクエアから延伸


中央線の最新車両400系(画像:写真AC)。

 大阪メトロは2023年12月22日(金)、大阪・関西万博の会場輸送として2024年度末に開業をめざす中央線延伸区間(コスモスクエア〜夢洲)について、運行にかかる許可(第二種鉄道事業許可)を国から受けたと発表しました。

 夢洲は、大規模イベント会場「ATC」や中枢ビル「WTC」がある南港・咲州の北側に位置する人口島。万博会場となるまで未開発で、一部区画で物流施設が広がるだけでした。万博開催を機に開発が一気に進められ、アクセス路線として中央線がコスモスクエア駅から延伸されます。

 現場ではトンネルも貫通し、駅の工事が進む段階で、いよいよ佳境に入っています。線路やトンネルなど施設は大阪市主体の第三セクターが「北港テクノポート線」として保有し、路線運行としては大阪メトロの「中央線の延伸部」となる形です。