上沼恵美子が、12月17日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)で、2024年3月末での解散を発表した和牛について語った。

 上沼は「和牛の大ファンでしてね。初めて漫才を見たときに、うまいな〜って思って。(2017年は)ええとこ行った。2018年も、ええとこ行った。来年はグランプリやな〜て思ってたら、2019年は本戦にも入って来れへんかったけど、敗者復活で入った」と回想。

 さらに「どんどん、あかんのよ。前の年より。やる気がない、覇気がない。なんか横柄な感じがしたんで、冷たく言わせていただきました」と、審査員として当時、説教したことがあったという。

 今回、解散が発表されたことを受け、上沼は「和牛のふたり、もし見てたら『名コンビって、そうそう生まれませんで! 和牛はどっちもいちばんと思ってるから。どっちも太陽やから。だから解散したらいいんですよ。1回』」と突き放すようにコメントした。それでも「ええコンビやで。よそを探してもいない。ピンでがんばって、もう1回『漫才やりたいな』と思ったら、(再結成して)コンビでやりや。私はそう思うで」とエールを送った。

 最後に「力、あるのにもったいない! ほんまにもったいない!」とコンビの解散を惜しんでいた。

 和牛について語った上沼に、SNSではさまざまな意見が寄せられた。

《上沼恵美子の和牛へのエール ホントホントそぉ思います。届いてますか?》

《和牛さんの解散について色んなモヤモヤを上沼さんが昇華してくれたな…染みた》

《クギズケの上沼さんの和牛解散に対するコメントめっちゃ泣いたんやけど》

「上沼さんは和牛の漫才を高く評価していて、2017年12月4日放送の『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)では、前日放送の『M-1グランプリ2017』についてコメントしていました。とろサーモンが優勝となったものの、上沼さんは『最後の3組のなかでは完全に和牛。自分の中では3点も違いました』と称賛していました。

 ところが、『M-1グランプリ2019』では、上沼さんが和牛に対して『横柄な感じが和牛に対しては感じました。もうこのステージは僕のもの、みたいな、そういうなんか、ぞんざいなものを感じました』と、厳しい見解を示していました」(芸能ライター)

 上沼の言うとおり、一度離れて、ふたりの気持ちを考え直すのも手かもしれない。