「一緒に生きて人生を送ってほしかった」大洋デパート火災から50年 遺族たちが慰霊碑に祈りを捧げる
国内のデパート火災史上最悪とも言われる大洋デパート火災から11月29日で50年です。遺族たちが慰霊碑を訪れ、祈りを捧げています。
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1973年の11月29日、午後1時過ぎ。熊本市の中心部にあった大洋デパートから火が出て、買い物客や従業員など104人が亡くなりました。
あれから50年。熊本市中央区の白川沿いでは、慰霊碑の前で手を合わせる遺族の姿がありました。
従業員だった妹を亡くした遺族「我々と一緒に生きて人生を送ってほしかった。やっぱり忘れることはできない。50年経って『安らかに』と思うだけです」
日本のデパート火災史上最悪の大惨事は、半世紀を過ぎてもなお遺族の心の中に残り続けています。