2023年9月21日に発表されたMicrosoft純正2in1ノートPC「Surface Go 4」は、2021年に発売された前モデル「Surface Go 3」から、CPU性能が強化されています。そんな「Surface Go 4」がどれほどのパフォーマンスを発揮するのか、ベンチマークテストを行ってみました。

Surface Go 4: 法人向けのポータブルな 2 in 1 ノート PC - 法人向け Microsoft Surface

https://www.microsoft.com/ja-jp/surface/business/surface-go-4

Surface Go 4は前モデルと比較して、CPUがPentium Gold 6500Yから「N200」に変化したほか、バッテリー性能が向上しています。そのほかOSなどの違いはありません。

パフォーマンス測定には、ベンチマークソフトの「Geekbench 6」と「PassMark PerformanceTest」を使用しました。

Geekbench 6起動時に取得されたシステム情報などはこんな感じ。OSはWindows 11 Pro(64bit)で、RAM容量は実測で7.83GB。プロセッサはIntel N200(ベースクロック1.0GHz)が使用されていることが分かります。



CPUベンチマークの結果は、シングルスコアが「873」、マルチコアのスコアが「2771」でした。



シングルコアパフォーマンスの詳細がこんな感じ。



マルチコアパフォーマンスの詳細が以下。



GPU(Intel UHD グラフィックス)のベンチマーク結果は、OpenCLでは「3845」。



詳細がこんな感じ。



Vulkanでは「4469」でした。



以下はVulkanでのベンチマーク結果の詳細です。



続いてPassMark PerfomanceTestでベンチマークテストを行いました。



今回の比較対象は2021年にレビュー済みのSurface Go 3です。

CPU性能を強化したMicrosoftの2-in-1タブレット「Surface Go 3」のベンチマークテストを行ってみた - GIGAZINE



スコアを比較した結果が以下。多くのスコアがSurface Go 3との大きな差がないものの、ディスクスコアではSurface Go 3に軍配が上がっています。一方で、CPUスコアにおいてはSurface Go 4が大きくSurface Go 3のスコアを上回っています。

 Surface Go 4Surface Go 3全体スコア13541575CPUスコア542931022Dグラフィックススコア1782183Dグラフィックススコア851789メモリーのスコア17151650ディスクのスコア73328061

次回はSurface Go 4のバッテリーの持ちや充電にかかる時間を測定する予定なので、乞うご期待。

Surface Go 4の価格は、8GB RAM・64GB UFS仕様が税込8万6680円、8GB RAM・128GB UFS仕様が税込10万2080円、8GB RAM・256GB UFS仕様が税込11万7480円で、Microsoftの購入ページから購入可能です。

法人向け Surface Go 4 の仕様を選ぶ

https://www.microsoft.com/ja-jp/store/configure/surface-go-4-for-business/8qczkbwf3t77



◆あなたが「Surface Go 4」でレビューして欲しい点を教えて!

「こうするとどうなるかやってみて!」「こういうことできる?」「こんな時どうなる?」など実際に使うからこそ試して欲しいポイントを以下のリンク先から教えてください〜。他の誰かと内容が重なってもOK、むしろ多ければ多いほど「やはりこういう点が気になるのだな〜」というのがわかるので助かるのです。そして次のレビュー記事作成に反映されてお役立ち!