「iPhone 16 Pro」、望遠カメラの光学ズームが強化されて本体は薄く軽く? しかし価格は上がるかも
先月発売されたiPhone 15 Pro Maxは、iPhone初の光学5倍望遠カメラを搭載して話題を呼びました。2024年秋の「iPhone 16」シリーズでは、小さい方の「iPhone 16 Pro」も高倍率の望遠カメラを採用すると噂されています。
そんななか、iPhone 16 Proモデルではカメラレンズが大幅に刷新されるとの噂が伝えられています。
台湾メディアの経済日報によると、アップルは高度なガラスモールドレンズを採用する予定とのこと。それによりレンズの厚みが減り、iPhone本体も薄く軽くできるほか、光学ズームの倍率をさらに高めることができるそうです。
ただし新型ガラスは製造が難しくて生産量が限られているため、使われるのは望遠レンズのみ。それでもレンズの価格が10〜20%上がるため、iPhone 16 Proの製造コストを押し上げるかもしれないとのことです。
またアップルもiPhone 16 Proのレンズ改良を非常に重視しており、世界有数のガラスモールドレンズ製造企業HOYAを訪問したとのこと。たしかにHOYAの公式サイトには「大量に高精度な面形状のガラスモールドレンズを生産しています」と書かれています。
今年7月、著名リーカーのDigital Chat Station氏はiPhone 16 Proモデルに新たな「ペリスコープ超望遠レンズ」が搭載されると主張していました。一般的に「超」望遠レンズとは焦点距離300mm以上のカメラに冠せられるもので、iPhone 15 Pro Maxに搭載された5倍テトラプリズムレンズの120mmを遥かに超えています。
iPhone 16世代では、小さなProモデルでも光学5倍ズームを実現しつつ、大きなPro Maxモデルではそれ以上のすごい倍率でズームできるようになるのかもしれません。
Source:経済日報
via:MacRumors