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●調査内容:SNSで話題の新感覚調味料「サクサクしょうゆアーモンド」を調査。新味「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」をステーキ肉にかけて実食してみる!

『キッコーマン』のグループ企業、『キッコーマンこころダイニング』より2018年に発売された新感覚調味料「サクサクしょうゆアーモンド」。SNSで話題となりテレビ番組、ラジオ番組などで多く取り上げられたことで注目を集め一時は品薄になっていた人気調味料です。

 しかし、商品名だけでは、その味や使い方は門外漢にはイマイチわからないのも正直なところ。そこで今回はこの「サクサクしょうゆアーモンド」の新商品「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」を入手することに成功。実際に使いながら、その真髄に迫ります。合わせて、販売元『キッコーマンこころダイニング』の代表取締役社長の茶谷良和氏にもコメントをもらったので紹介します!

販売元では「新しいしょうゆ」という位置付けで開発された

2018年発売の「サクサクしょうゆアーモンド」を玉子かけごはんに使ったもの(公式サイトより)

「サクサクしょうゆアーモンド」とは、凍結乾燥させたフリーズドライしょうゆに、ローストアーモンド、フライドガーリック、フライドオニオンをブレンドし、なたね油に漬け込んだもので、販売元『キッコーマンこころダイニング』によれば「新しい形状のしょうゆ」というコンセプトで開発したとのことです。

 普段、私たちが食べている「しょうゆ」に合う料理なら、どんなものにも合うようで、ごはん、とうふ、茹でた野菜、肉、魚など使用用途は様々です。さらにパンにも合うとのことで、その汎用性の高さと美味しさから、大注目を浴びることになったようです。

「新味」は洋食への親和性をさらに高めた一品

今年発売の「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」

 その「サクサクしょうゆアーモンド」の大ヒットを受けて、今年“新味”として登場したのが「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」。前述の基本構成に加え、黒トリュフソルト、白トリュフフレーバーを加えたもので豊かな香りが楽しめる一品に仕上がっているそうです。

持ち上げたところ。アーモンドの他にも様々な具材がザクザク入っています

「トリュフ」ということで、デフォルトの「サクサクしょうゆアーモンド」に比べ、洋食への親和性が高まった印象がある本商品。その真価を探るため、この「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」をステーキ肉にかけていただいてみます。

スーパーで購入したステーキ肉がどう変わるか?

焼き上げたステーキに「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」をかけるところ

 ステーキを焼くにあたり使ったのは普通にスーパーで買ってきたステーキ肉、牛脂、塩・胡椒のみ。まずフライパンをよく温め、牛脂をまんべんなく敷き、その上にあらかじめ軽く塩・胡椒を振っておいたステーキ肉を中火で焼きます。肉の硬直が起きないよう約10秒ごとにひっくり返し、まんべんなく火が入ったところで皿に盛り付け完成です。

 料理が苦手な人でも、これくらいは誰でもできるはずですが、そのステーキに「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」をかけていきます。

完成!

 完成したステーキを見ると、市販の調味料を使っているとは思えない、こだわり抜いて作ったソースのようにも映ります。このステーキに「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」果たして、どんな味わいを楽しませてくれるのでしょうか。

ただ焼いただけのステーキが、本格ビストロの味わいに変身!

レベルの高いビストロの味に大変身

 口にしてビックリ! ステーキを焼くまでの行程は前述の通りに誰でも簡単にできるものでしたが、「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」をかけたことで、複雑かつハイレベルな味となり、自分自身に「あれ? 俺ってこんなに上手に料理できたっけ?」と感心してしまうほどでした。

 当然ながら自分の調理技術が高いわけではなく「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」のおかげなのですが、それくらい家庭の料理をランクアップしてくれるのが同商品で、大人気となっている今の状況にも納得でした。しょうゆ風味ではあるのですが、アーモンドをはじめとした素材の風味が広がること、そしてそれらのザクザク感によって食感も楽しめるため、確かに汎用性が高い商品だとも思いました。

 どんな料理も「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」をかけるだけで、その味わいが格段にアップ。一度使えば手放せなくなるほどで、今後使う人が増えることで、さらに注目を浴びるであろうと思いました。

販売元社長は、目玉焼きごはん+「サクサクしょうゆアーモンド」が好み

 筆者は、趣味で作っているつけ麺や油そばに「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」を添えてザクザク、ウマウマを満喫していますが、販売元『キッコーマンこころダイニング』の代表取締役社長の茶谷良和氏はどんな食べ方をしているのでしょうか。聞いてみました。

「少し多めのオリーブオイルで、半熟に両面焼いた目玉焼きをごはんに乗せて『サクサクしょうゆアーモンド』や『サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味』をかけて食べるのが、私の週末の楽しみです。また、フライパンでじゃがいもやきのこを焼いて『サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味』を乗せて召し上がっていただくのもオススメです。『サクサクしょうゆアーモンド』『サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味』ともに、普段の料理の味わいを格段にアップしてくれます」(茶谷氏)

●まとめ:「サクサクしょうゆアーモンド」「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」とも超簡単に作った料理を、シェフが作ったような本気の味にしてくれる超画期的な新感覚調味料だった!

 そして、最後に茶谷氏からまだ「サクサクしょうゆアーモンド」「サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味」を使ったことがない方へのメッセージももらいました。

「『一口食べたら虜になってしまった』というお客さまが多く、ご自宅用はもちろん、ご友人へのプレゼントなどにも使ってくださる方がたくさんいらっしゃいます。タレントの方にも人気で、これまでにテレビやラジオでも複数回ご紹介いただいてきました。ぜひ一度『サクサクしょうゆアーモンド』『サクサクしょうゆアーモンド トリュフ風味』を味わってみてください。私たちにとって馴染み深いしょうゆを、これまでになかった美味しさと食感で楽しんでいただけるはずです」(茶谷氏)

 かなりハイレベルな新感覚調味料「サクサクしょうゆアーモンド」「サクサクしょうゆアーモンドトリュフ風味」。一度使うとヤミツキになることに加え、「どんな料理に合わせたら美味しくなるかな?」と想像するのも楽しい一品です。超オススメです!

(撮影・文◎松田義人)

●DATA

発酵のある暮らし こころダイニング(キッコーマンこころダイニング公式サイト)

https://cocoro-dining.co.jp/shop/