建売住宅を購入した理由は? 実際に暮らしている人の8割以上が「満足」と回答
戸建てのマイホームを検討している人は、建売住宅を購入するか、注文住宅を建てるか選択をすることになります。間取りも設備もゼロから選べる注文住宅は夢がありますが、予算も時間も限りがある中で、ある程度のプランが決まっている建売住宅は購入しやすく、多くの人に選ばれています。実際に建売住宅を購入した人は、何が決め手だったのでしょうか。また、実際に住んでみて満足しているのでしょうか。
約7割の人が、予算との兼ね合いで建売住宅を購入
株式会社赤鹿地所が「『建売住宅購入者の失敗談』に関する調査」を実施。建売住宅の購入に踏み切った理由を複数回答で聞いたところ「建売住宅の方が予算に合っていたから」が69.5%で最多という結果に。7割に近い人が予算との兼ね合いで建売住宅を選んでいることが明らかになりました。
次いで「現物を見て購入判断ができるから」が37.3%、「注文住宅よりも購入・住むまでが早いから」が21.4%、「家の品質や素材などに不満がなかったから」が18.2%、「住宅ローンの手続きなどがわかりやすいから」が8.5%と続いています。
8割以上の人が建売住宅に「満足」
建売住宅を購入して満足しているか聞くと「やや満足している」が60.9%、「とても満足している」が21.2%と、合わせて82.1%の人が満足しているという結果に。
一方、「やや後悔している」が13.8%、「後悔している」が4.1%で2割弱の人が後悔しています。理由としては「もっと広い家にすればよかった」「いらない設備で余計な出費があった」「好きな間取りでない部分があった」といった声が挙がっています。
ベーシックな間取りや設備が採用されていることが多い建売住宅ですが、希望する設備などをオプションで追加しているうちに金額が上がり、価格面のメリットが軽減してしまうこともあります。マイホームを購入する前に譲れない条件や優先順位を整理し、後悔のない住宅購入を叶えてくださいね。