食楽web

●いま話題のプチプラ通販サイト『SHEIN(シーイン)』は、洋服や雑貨だけでなく、実はキッチングッズも豊富。実際に買ってよかった、超優秀グッズをご紹介します。

『SHEIN(シーイン)』といえば、今、Z世代を中心に大人気のプチプラ通販サイト。サイトを覗いてみると、服はもちろんキッチン雑貨も100円~1000円台と激安です。しかも、商品写真がおしゃれで、思わずポチりたくなります。

 ただ、まだ楽天やAmazonのようにメジャーなサイトではないので、「安かろう悪かろうなんじゃないの?」と不安な人も多いと思います。実際、筆者も買ってみて、良かったものもあれば、イマイチだったものもあります。

 しかし、今回はそのなかでも絶対便利なイチオシの商品をご紹介したいと思います。それが「多機能野菜スライサー」。その名の通り、野菜を切り刻むことに特化したキッチンツールです。1356円と安いのに、これが超便利なんですよ。

「多機能野菜スライサー」(1356円)は、本体と3種類のスライサーが付属。ちなみに、本体のカラーバリエーションは赤・黄緑・水色の3色

 シーインで注文すると、だいたい1週間くらいで商品が届きます。箱を空けてまず不安を感じるのは、商品の説明書が英語ということ。筆者もちんぷんかんぷんですが、日本語で書かれた取説もほぼ見ない筆者には特に関係なし。やってみれば、なんとかなります!

英語で書かれた取説。ほぼ見ずに使えます

 次に不安を感じるのは、商品そのもの。本体がプラスチック製でややチープな感じです。しかし適当に野菜をカットしてみると、すぐにこれが優秀なアイテムだとわかると思います。実際に使用感をご紹介していきましょう。

ハンドルをくるくる回すだけで瞬時にスライス!

1が本体、2が薄切りスライス用のシュレッダー、3が野菜を固定するフタ、4がハンドル、5は長細切りシュレッダー、6は細切り用のシュレッダー。高さ24cm、幅(ハンドルまで入れて)26cm、野菜を入れる口のサイズは7cm

 まず、本体とスライサー、そしてハンドルを組み立てると、画像のようなカタチになります。シュレッダーは3種類(薄切り、長細切り、細切り)あり、これをスライサー部分にカチッとはめて使います。

 使い方も簡単です。フタ(3)を取って野菜を入れ、再度フタをして野菜を固定。続いてハンドル(4)をくるくる回すだけ。

 では、実際、キュウリをスライスしてみましょう。ちなみに、野菜を入れる部分にキュウリはそのまま入らないので、適宜カットして投入。そしてくるくるとハンドルを回します。力はまったくいりません。瞬時にキュウリが薄くスライスされていきます。ちょっと感動モノの速さです! 15秒くらいでキュウリ1本分の薄切りが完了。

薄切りスライス用シュレッダーで、あっという間にキュウリが薄くスライスできました!

 続いて、長細切り用のシュレッダーでジャガイモを細切りにしてみます。ジャガイモは、あらかじめ皮を剥いて、野菜を入れる部分に丸ごと1個入れてみました。

 そして先程と同様に、ハンドルを軽くくるくる回すと、これまた細切りジャガイモがみるみるうちに出てきます。もはや気持ちいいくらいです! 

長細切り用のシュレッダーを本体にセットして、くるくる回すと、ジャガイモがあっという間に細切りに!

 最後に、もっとも“目”の細かい、細切り用シュレッダーをセットし、ニンジンをカットしてみます。ニンジンも皮を剥いておき、野菜入れ口に入れ、フタをせずにそのままハンドルを回せばOK。

 片手で固定し、ハンドルをくるくる。これも力は不要。軽いです。そしてすぐさま、きめ細かいニンジンが出てきます。しかもふわっふわ! これはサラダやにんじんのシリシリなどに使えますね!

細切り用のシュレッダーで、ふわふわのきめ細かいニンジンができちゃいます

 キュウリも、ジャガイモも、そしてニンジンも、ここまで繊細なカットは、包丁ではなかなか難しいですよね。しかも、まったくといっていいほど力を必要としないので、いつも使っていたこすりつけるタイプのスライサーよりずっとラクちん。

使用したシュレッダー&スライサーとカットした野菜(食楽web)

 というわけで、このシーインの「多機能野菜スライサー」、たった1356円なのに超優秀です。しかも、洗うのも簡単で、すすぐだけで、野菜のカスもサッと落ちます。今まさにスライサーが欲しいと思っている人、超オススメですよ!

(撮影・文◎土原亜子)