梨の旬は10月まで! 美味しい「梨」を見分ける3つの方法&切り方
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●外れなし! 美味しい「梨」の見分け方と切り方をご紹介。
和梨の旬は10月上旬頃まで続きます。和梨は大きく分けて2種類あり、青梨と赤梨に分けられます。店でよく見かける豊水や幸水は果皮が赤っぽい赤梨で、果皮が緑っぽい二十一世紀梨は青梨。どちらもみずみずしく、シャリッとした果肉を堪能できます。
さて、スーパーマーケットで買うとき、なんとなく形の良くて、大きいものを選びがちですが、ちゃんと観察すると美味しく実った梨を選ぶことができます。ポイントを3つにまとめました。
【ポイント1】軸が太くしっかりしている
まずは少しだけ残っている軸を見てみてください。元気の良い果樹から栄養をたっぷりもらった梨は軸も太く、しっかりしています。梨の大きさが小ぶりでも大きくても、まずはここをポイントにしてみてください。
【ポイント2】おしりの溝が深い
次にチェックするのは、軸とは反対側のおしりの部分。溝が深く、引き締まっている梨は、十分に熟し甘みを蓄え育った証拠です。見ただけで判断できるので、じっくり選ぶ時間がないときに。特に幸水や豊水はこの選び方がおすすめです。
【ポイント3】表面のザラザラが少ない
この梨は、ザラザラが強かったです
梨の表面は、ザラザラが少ないものを選んでみましょう。一個ずつ確かめるには気が引けるという時は赤梨なら茶色っぽく、青梨なら黄色っぽいものを選んでみましょう。
切り方は『JA全農』がおすすめしているスティック切りにしてみました。この切り方の良さは、とにかく剥きやすいこと。皮を剥いて、くし切りにするとなると、ちょっと億劫な時もありますが、スティック切りは何も考えずにザクザク行けば良いので覚えておくと便利です。
まずは輪切りに [食楽web]
輪切りにした梨は種を避けて縦切りに。種の部分はつまみぐいエリアです
スティックタイプは食べやすく、剥きやすいので梨やりんごを剥く時にもおすすめ。とはいえ、梨はちょっと皮が気になる場合はスティックにした後に剥くと楽です。
調査結果
おいしい梨を見分けるポイントは3つ。軸の太さ、おしりの溝の深さ、表面のなめらかさ。ぜひ参考にしてみてください。
(撮影・文◎亀井亜衣子)