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●コーヒーに無料で美味しいモーニングがついてくる人気の『コメダ珈琲店』。実はちょっとした進化が起こっていました。改めて実食してみた感想は?

 メニューのボリュームの多さやサービスの良さが度々話題を集める『コメダ珈琲店』。開店時間から午前11時までの“モーニング”タイムには、コーヒーなどのドリンクメニューに無料でパンがついてくることで人気を博しています。

 しかも、パンに塗るバターやジャム、ゆで卵や小倉あんなどのトッピングも好みで選択可能と、「無料でこんなに楽しめちゃっていいの!?」と思わず心配になってしまう充実っぷり。最近では、パンに塗るメニューに「ぬる豆乳」が加わり、ますます贅沢になっています。

 今回は、実際に『コメダ珈琲店』を訪れ、贅沢なモーニングサービスを楽しんでみました。

東京の取扱は6店舗のみ! まるでバターな「ぬる豆乳」が美味しすぎる

 今回筆者が訪れたのは『コメダ珈琲店 池袋西武前店』。こちらは朝7時から営業しており、ターミナル駅近くということもあってか、店内はすでに出社前・通勤前の人で混雑していました。

 今回は「コメダブレンド」に「山食パン(トースト)」、「コメダ特製おぐらあん」、「ぬる豆乳」をセレクト。料金は「コメダブレンド」1杯分しかかかりません。

 なお『コメダ珈琲店 池袋西武前店』には、モーニングメニューに「ぬる豆乳」がラインナップしていますが、取扱店舗は少ないそう。問い合わせたところ、東京都23区内では池袋西武前店、イオン東雲店、ららぽーと豊洲店、東京ドームシティミーツポート店、東京医科大学病院店、浮間公園店の6店で注文できるとのことでした。

 こちらが提供された状態の「山食パン(トースト)」。すでに表面に「ぬる豆乳」が塗られていますが、とくにバターとの違いは見受けられません。

左が「ぬる豆乳」を塗ったトースト、右がバターを塗ったトースト

 同伴者が注文していた、バターを塗ったトーストと見比べてみると、ややバターのほうが黄味ががっているように見えますが……肝心の味はどのように違うのでしょうか?

 実際に「ぬる豆乳」を塗ったトーストを食べてみると、ほどよい塩味とコクが、ほぼバター! 香ばしいトーストをかじった瞬間、口の中にじゅわっと広がる風味もバターにとても似ています。ただ、後味はバターに比べてややスッキリとしているかも?

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 トッピングの「コメダ特製おぐらあん」ものせて、「コメダといえば」の“名古屋風”「小倉トースト」にしていただきます。

 豆乳とあんこの組み合わせは間違いなし! 「おぐらあん」の優しい甘さに「ぬる豆乳」の塩味がアクセントとなって、早朝でもペロリと食べられてしまう美味しさとなっています。

まとめ

「山食パン」が厚切りだったこともあり、コーヒーを飲み終わる頃にはいい感じにお腹も膨れていました。なお、「ちょっと物足りないな」という人は、サラダやヨーグルトなどのサイドメニューを注文するのがおすすめ。好みにカスタマイズして、自分流の最高のモーニングを完成させるのも楽しそうです。

(撮影・文◎藤間紗花)