KRY山口放送

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 犯罪の危険から身を守る意識を高めてもらおうと下関市の小学校で防犯教室が開かれました。

 室津小学校で開かれた防犯教室には1年生から5年生までの児童13人が参加しました。

 会場には市内に本社を置き船舶用の機器を製造するJRCSのマスコットキャラクター=キクホちゃんが登場。

 大きな耳を持つミミズクがモチーフのキクホちゃんは紙芝居やクイズを通して人の話を注意深く聞くことの大切さを子ども達に伝えました。

 その後、警察が防犯標語=「いかのおすし」について説明。

 「いかのおすし」では知らない人から声をかけられてもついていかず大声で助けを求めるなど犯罪被害を防ぐための行動が示されています。

(室津駐在所 河内路暁さん)
「お菓子をあげるとかゲームを買ってあげるとか家の人が病気になって病院おるから連れていってあげると言われても絶対行かないようにしてください」

(女子児童)
「話す人の方をちゃんと見て集中して(人の話を)聞きたいです」
(男子児童)
「知らない人が近寄ってきたり話しかけてきたりしたらすぐ逃げたり大声を出して助けを呼ぶことを学びました」

 公民館と企業、警察が開いた今回の教室、今後も、地域一体となって防犯活動に取り組んでいくことにしています。