オーギュストロダン(写真は愛ダービー出走時、提供:Racingfotos Ltd)

写真拡大

 現地時間9日、アイルランドのレパーズタウン競馬場で行われたアイリッシュチャンピオンステークス(3歳上・愛G1・芝2000m)は、R.ムーア騎手騎乗の1番人気オーギュストロダン(Auguste Rodin、牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が、直線で鋭い末脚を発揮。内で粘るルクセンブルク(Luxembourg、牡4、愛・A.オブライエン厩舎)をとらえ、外から迫るナシュワ(Nashwa、牝4、英・J&T.ゴスデン)の追撃を振り切り優勝した。勝ちタイムは2分2秒68(良)。

 勝ったオーギュストロダンは、父ディープインパクト、母ロードデンドロン、母の父Galileoという血統。父の最終世代にあたる一頭で、今年の英・愛ダービーをW制覇している。

 前走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSでは大差の最下位に敗れていたが、今回は人気に応えて堂々復活。並み居る古馬勢を撃破し、G1・4勝目を挙げた。通算成績は9戦6勝(うち重賞5勝)。