阪神開催のセントウルSは「夏競馬の延長戦」と語る競馬予想家TARO氏(C)netkeiba.com

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 競馬予想家TARO氏が9日、netkeibaの公式YouTubeチャンネル『重賞ベスト3』に出演。10日に行われるセントウルステークス(3歳上・GII・芝1200m)について、予想のポイントや「買いたい馬」を語った。

 TARO氏はレースのポイントを「夏競馬の延長戦」と主張する。その理由について、「中京開催の時は1400m以上の実績馬とか、力のある馬が走りやすい舞台だったが、今年は19年以来、4年ぶりの阪神開催。阪神開催の時は、どちらかというと夏競馬を使われてきた先行馬が残るケースが多くあった」と解説した。

 その上で推奨馬には真っ先にヴァトレニ(セ5、栗東・長谷川浩大厩舎)を挙げた。前走のキーンランドC(5着)を振り返って、「キーンランドCはメンバーレベルが高かった分、価値のある5着」と説明。「いい内寄りの枠を引けたし、パワーがあるタイプなので急坂も悪くない」とした。

 その他の推奨馬には、武豊騎手とのコンビ復活となるジャングロ(牡4、栗東・森秀行厩舎)、阪神替わりが魅力のブトンドール(牝3、栗東・池添学厩舎)を挙げた。