エイシンヒカリ産駒のエイシンスポッター(c)netkeiba.com

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 土曜の中山は芝が重→稍重、ダートが重だったが、日曜は芝が良、ダートも少なくとも稍重まで回復する。脚質や枠順による有利不利はなく、フラットな馬場。土曜はロベルト系が[3-2-0-4]と好成績だった。ダートは基本的に前有利だが、ペース次第で差しが決まらないこともない。

 阪神は芝ダートともに良。芝は予想通り、開幕週といっても前有利ではない。土曜はディープインパクト系が[3-2-3-5]と好成績。とりわけ父ディープインパクト×母の父ストームキャットのキズナやリアルスティールの産駒が頑張っていた。ダートも脚質の有利不利はない。

【注目馬】
中山11R・ウイングレイテスト…土曜の中山芝で好調だったロベルト系のスクリーンヒーロー産駒。もともと中山芝は得意。道悪が不安視されたが、馬場回復の追い風も味方に上位に食い込む。

阪神9R・アグラシアド…土曜の阪神芝で活躍が目立ったディープインパクト系のリアルスティール産駒。前走のラジオNIKKEI賞は10着だが、直線で前が詰まったので参考外。紫苑Sを見送り、必勝を期した自己条件回りだけに負けられない。

阪神11R・エイシンスポッター…ディープインパクト系のエイシンヒカリ産駒。父とは真逆の脚質で、決め手は重賞でも上位のものがある。開幕週でも十分に差し届く馬場なので、内からうまく捌ければ突き抜けていい。