キャットファイトが圧勝(撮影:下野雄規)

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 9日、中山競馬場で行われたアスター賞(2歳・1勝クラス・芝1600m)は、3番手から楽な手応えで直線に向いた大野拓弥騎手騎乗の4番人気キャットファイト(牝2、美浦・上原博之厩舎)が、2番手から粘り込んだ3番人気バスターコール(牡2、美浦・田村康仁厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒1(2歳コースレコード、稍重)。

 さらに1.1/4馬身差の3着に5番人気ベストオブユー(牡2、美浦・久保田貴士厩舎)が入った。なお、1番人気フェンダー(牡2、栗東・斉藤崇史厩舎)は4着に、2番人気エコロマーズ(牡2、栗東・牧浦充徳厩舎)は5着に終わった。

 勝ったキャットファイトは、父ディスクリートキャット、母フラマブル、その父パイロという血統。これで2連勝。マイネルレコルトが04年の朝日杯FSでマークした1分33秒4を0.3秒上回る2歳レコードとなった。

【勝ち馬プロフィール】
◆キャットファイト(牝2)
騎手:大野拓弥
厩舎:美浦・上原博之
父:ディスクリートキャット
母:フラマブル
母父:パイロ
馬主:ゴドルフィン
生産者:ダーレー・ジャパン・ファーム

【全着順】
1着 キャットファイト 4人気
2着 バスターコール 3人気
3着 ベストオブユー 5人気
4着 フェンダー 1人気
5着 エコロマーズ 2人気
6着 ナミダノキス 6人気
7着 クラート 8人気
8着 ドリームチェイサー 7人気