紫苑S出走予定のヒップホップソウル(撮影:下野雄規)

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 9/9(土)は中山・阪神の2場開催。8日正午時点の馬場状態は中山が芝・ダート共に不良、阪神が芝・ダート共に良。天気は中山が晴れ一時雨、阪神が晴れのち曇りの予報となっている。

■秋競馬がスタート
 夏のローカル開催が先週で終わり、今週から中山・阪神開催がスタートする。2場の組み合わせは10月1日まで4週間の日程で、その間に中山ではGIシリーズ初戦のスプリンターズSなど、阪神では菊花賞前哨戦の神戸新聞杯などが行われていく。

■秋華賞トライアル紫苑S
 中山11Rは芝2000mの紫苑S(GII)。3着までに秋華賞の優先出走権が与えられるトライアルで、今年からGIIに格上げされた。フラワーC2着馬でオークスでは6着だったヒップホップソウル、3連勝中のソレイユヴィータ、忘れな草賞を勝ったグランベルナデットなどが激突。

■阪神初日のメインはエニフS
 阪神11Rはダート1400mのエニフS(L)。4月に端午Sを勝ったスマートフォルスはこれが初の古馬混合戦。4か月半ぶりとなるが連勝なるか。鞍上は武豊騎手。他には、斤量61kgで挑む重賞3勝馬メイショウカズサなど。

■アスター賞でエコロマーズ連勝なるか
 中山9Rは芝1600mの2歳1勝クラス・アスター賞。福島芝1800mの新馬戦を快勝したエコロマーズが連勝を狙う。対するは、函館2歳S6着から巻き返しを狙うバスターコール、阪神芝マイルの未勝利を逃げ切ったフェンダーなど。

■中山5Rでリナーテの初仔がデビュー
 中山5Rは芝2000mの新馬戦。フォルラニーニはJRAで6勝したリナーテの初仔で、伯父にGI・2勝馬サトノダイヤモンドがいるエピファネイア産駒。乗り込みは順調で初戦から期待できそうだ。鞍上はC.ルメール騎手。

■阪神5Rでアスティスプマンテなどがデビュー
 阪神5Rは芝1400mの新馬戦。4勝をあげたアッラサルーテを母に持つアスティスプマンテ、アドミラブル産駒のメイショウサチダケなどが出走し6頭立て。

■阪神4Rで良血馬ルディックが初出走
 阪神4Rはダート1800mの新馬戦。ルディックは近親に米G1馬のセイントリアムやガンランナーなどがいる良血のInto Mischief産駒。鞍上幸英明騎手でデビュー勝ちを狙う。

■中山1Rの障害未勝利でエンデュミオンが障害デビュー
 中山1Rは障害未勝利。エンデュミオンは重賞にも3度出走した経験を持つ平地オープン馬。近走に関してはもう一歩の戦績だが、初障害のここで変わり身なるか。鞍上は難波剛健騎手。

■嶋田純次騎手らが節目の勝利までわずか
 嶋田純次騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、本日は中山で1鞍に騎乗。野中悠太郎騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、本日は中山で4鞍に騎乗する。