トヨタが新型「クラウン」発売へ! 本命「セダン」登場か? 23年秋に投入される新モデルがカッコいい!
新たな「クラウン」ってどんなモデル?
トヨタは、2023年秋以降に「クラウンシリーズ」の2車種の新型モデルを発売することを明らかにしており、新型「クラウンセダン」と新型「クラウンスポーツ」が間もなく登場する予定です。
両車はどのようなモデルとして市場投入されるのでしょうか。
まず、正統派であり本命ともいえる新型クラウンセダンは、ボディサイズが全長5030mm×全幅1890mm×全高1470mm(開発目標値)と、全長・全幅が従来モデル(15代目)よりもひと回り拡大されます。
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外観デザインは、5代目「プリウス」にも取り入れられたハンマーヘッド形状のLEDヘッドライトを採用。フロントグリルはブラックの縦バーが強調され、ヘッドライトおよびテールライトは横一文字に光るタイプを備えたダイナミックなスタイリングに進化します。
内装は、2022年9月に先行して発売された「クラウンクロスオーバー」と基本的なデザインは同じですが、パーツの素材を変更することで豪華なインテリアを実現。
インテリアカラーはブラックとブラウンの2色で、コンソールやインパネ、ドアトリムなどに上質な木目パネルが採用されたほか、インパネ左右やセンターコンソールの奥にアンビエントライト(間接照明)が設定され、シックで高級感があるインテリアが広がります。
新型クラウンセダンはショーファーニーズ(お抱え運転手が運転し、主は後席に座って移動する)に対応することから後席の装備が充実しており、運転席・助手席背面に設置されたグリップが乗り降りをアシスト。アームレストと一体化したエアコンの操作パネルに加え、後席専用エアコン吹き出し口には王冠マークがあしらわれました。
また、3000mmというロングホイールベースを活かし、広々とした後席空間を実現したことで、ゆったりとくつろぎながら移動することが可能です。
一方の新型クラウンスポーツは、「エモーショナルで創造的な雰囲気を持ち、乗り降りや運転のしやすいパッケージと共に、俊敏でスポーティな走りが楽しめる、新しいカタチのスポーツSUV」をコンセプトとして開発されたといいます。
外観は躍動感のあるデザインとし、抑揚がある面で構成されたシャープでスタイリングに、横方向に広がる上下2段のLEDライト(デイライト&ウインカー)がスタイリッシュかつワイドな印象です。ちなみに、2段のLEDライトの下にある丸形ライトがヘッドライトとして機能するという、個性的なデザインとなりました。
新型クラウンスポーツの内装も、シリーズ共通のデザインです。インテリアカラーはブラック、ブラウン、レッドの3色を用意。なかでもレッド内装は、鮮やかな赤を大胆に取り入れたインパネや、ステッチやシートベルトにも赤が用いられたスポーティなインテリアが特徴となっています。
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新型クラウンセダンはハイブリッド車とFCEV(燃料電池車)が用意されて、駆動方式はFR(後輪駆動)、新型クラウンスポーツはハイブリッド車とプラグインハイブリッド車が用意され、駆動方式は4WD(四輪駆動)です。
2023年秋以降に新型クラウンセダンと新型クラウンスポーツが発売されたのち、2024年に新型「クラウンエステート」が登場する予定です。これにより、16代目となるクラウンシリーズがすべて出揃うことになります。