クローバー賞で2着に健闘したカイコウ(撮影:高橋正和)

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 道営所属のカイコウ(セ2、北海道・田中正二厩舎)が札幌2歳ステークス(2歳・GIII・芝1800m)に参戦する。

 カイコウは父スクリーンヒーロー、母トウカイクルーク、母の父エンパイアメーカーの血統。祖母トウカイティアラの半兄にはトウカイテイオーがいる。今年5月に門別でデビュー。初戦が3着、2戦目が2着だったが、3戦目で待望の初勝利を挙げた。続く地元重賞のサッポロクラシックカップは3着に敗れたが、果敢にクローバー賞に参戦。好位から渋太く踏ん張って、コスモディナーから1馬身半差の2着に健闘した。

 今回は相手強化、さらに初の1800mとなるが、血統的に距離延長はプラス。01年ヤマノブリザード、03年モエレエスポワール、16年トラストに続く、7年ぶり4回目の地方馬Vとなるか、その走りに注目したい。