新潟2歳Sを制したアスコリピチェーノ(撮影:小金井邦祥)

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 無傷の2連勝で新潟2歳Sを制したアスコリピチェーノ(牝2、美浦・黒岩陽一厩舎)は、レース後福島県のノーザンファーム天栄へ放牧に出された。今後について、黒岩陽一調教師は「賞金を加算できたので、じっくり考えられますからね。奥行きがあるので距離が延びても大丈夫でしょう」とコメントした。

 アスコリピチェーノは父ダイワメジャー、母アスコルティ、母の父Danehill Dancerという血統。近親には15年ローズS覇者のタッチングスピーチがいる。

 6月、東京競馬場での初陣は、2着に2馬身半差をつけて勝利。続く距離延長となった新潟2歳Sでは、直線で外目から脚を伸ばしていき、逃げ粘るショウナンマヌエラを交わして重賞初制覇を果たした。通算成績は2戦2勝。