新馬戦を6馬身差で圧勝したビッグドリーム(撮影:下野雄規)

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 福島の新馬を圧勝したビッグドリーム(牡2、栗東・西園正都厩舎)が、小倉2歳ステークス(2歳・GIII・芝1200m)で重賞初制覇を狙う。

 ビッグドリームは父ビッグアーサー、母アンナペレンナ、母の父テイルオブエカティの血統。今年のマーガレットSなどオープンを3勝しているビッグシーザーの全弟となる。7月の福島の新馬は、番手から抜け出して6馬身差の圧勝。父、そして兄同様に筋肉量豊富な馬体はインパクト抜群で、相当なポテンシャルを感じさせた。

 父の産駒としてブトンドール、トウシンマカオに続く3頭目の重賞ウイナー、そして兄よりもひと足先にタイトル獲得となるか。スプリント界を担う存在となるためにも、ここは通過点にしたい一戦だ。