超良血馬ライゾマティクスの走りに注目(ユーザー提供:藤沢牧場さん)

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 8月30日(水)に浦和競馬場で行われるルーキーズサマーカップ(2歳・SIII・ダ1400m)。昨年までは準重賞として行われていたが、今年から重賞に格上げとなった。

 3連勝中のライゾマティクスが中心になりそうだが、まだまだ勢力図がハッキリしない時期とあって波乱も有りそう。南関東最初の世代重賞を制し、初代王者に輝くのはどの馬か。発送予定日時は30日(水)の17時45分。主な出走馬は以下の通り。

■ライゾマティクス(牡2、浦和・小久保智厩舎)

 伯母のテピン(Tepin)は各国の芝G1で6勝を挙げたアメリカの歴史的名牝。本馬もデビューから無傷3連勝と、良血馬らしい活躍を見せている。勢いそのままに重賞制覇を目指す。

■アムクラージュ(牡2、浦和・藤原智行厩舎)

 デビュー戦は4着も、1400mに延長した2戦目は7馬身差で圧勝。続く前走も4角先頭の強気な競馬で6馬身差を付けた。持ち時計はメンバー中で1位。チャンスは十分にある。

■ポッドマーフィー(牡2、川崎・武井和実厩舎)

 初陣から全て1400mを使われ、3戦連続で連対中。前走は4コーナーでかなり外を回りながら3馬身差で圧勝した。父タリスマニックに重賞タイトルを届けられるか。

 そのほかにも、4戦連続で3着以内に好走しているスターサルファー(牡2、浦和・小沢宏次厩舎)、デビュー戦の前走を3馬身差で勝利したラシアス(牝2、浦和・野口寛仁厩舎)などが出走を予定している。