ビッグな重賞初Vなるか 前走516kgの大型馬が小倉2歳Sに参戦
福島で新馬を圧勝したビッグドリーム(牡2、栗東・西園正都厩舎)が、小倉2歳ステークス(2歳・GIII・芝1200m)で重賞初制覇を狙う。
ビッグドリームは父ビッグアーサー、母アンナペレンナ、母の父テイルオブエカティの血統。オープンを3勝しているビッグシーザーの1歳下の全弟となる。7月の福島の新馬は、番手から抜け出して6馬身差の大楽勝。父、そして兄を彷彿とさせる516kgの巨体はインパクト抜群で、スプリンターとして相当な可能性を感じさせた。
86年以降の小倉2歳Sにおいて、最も馬体重が重かった勝ち馬は昨年のロンドンプランの498kg。500kg以上の馬は17頭が走り、94年オグリワン(500kg)と09年ダッシャーゴーゴー(514kg)の2着が最高着順となっている。ビッグドリームが86年以降での最高馬体重Vを達成するか、注目の一戦となる。