ほぼスイカ!? SNSで話題のスタバの新作「GABURI スイカ フラペチーノ」を飲んでみた
食楽web
●スタバの夏の新作を調査。夏の代名詞スイカを使ったフラッペを早速飲んでみた
種類豊富なビバレッジとフードメニューが大人気のカフェチェーン『STARBUCKS(スターバックス)』では、8月9日より新作フラペチーノ「GABURI スイカ フラペチーノ」を販売しています。
スイカの甘さと瑞々しさを表現した今回のフラペチーノは、スイカジュースをベースに氷、ドラゴンフルーツ果肉とパッションフルーツの果汁をブレンダーにかけ、キウイフルーツの果肉が入ったカップにIN。お馴染みのホイップクリームの上に“すいか塩”をふりかけて仕上げられています。クリアなカップからも伺えるスイカライクな見た目に加え、スイカに塩をかけてシャクシャク食べたときのしょっぱ甘いテイストも再現。夏の美味しさを楽しめるとともに、どこかノスタルジックな雰囲気も味わえる一杯となっています。
店頭POP(食楽web)
スイカテイストの再現度は、そもそもスイカフレーバー自体がアリなのかナシなのか。実飲にて、そのお味をしっかり確かめてみたいと思います!
スイカらしい爽快感を見事に再現!「GABURI スイカ フラペチーノ」
こちらが現物。サイズはトールのみ、価格はTO GO(テイクアウト)で678円、店内飲食時は690円です(共に税込。
今の時期のTO GOは時間との戦い。カウンターでフラペチーノを受け取り、すぐさま自宅へ。ひと汗かいて、いい感じに体温上昇&水っ気が抜けたベスコン状態でテイストチェックに入ります。
まずはメインゾーンのピンクな中盤エリア。細かい氷のショリショリ感とスイカジュースの甘さ、パッションフルーツ果汁のほのかな酸味が、乾いた喉をひんやりと潤します。瓜系の甘さは暑い夏に本当によく合います。
キウイ果肉のグリーンもスイカっぽさを演出しています
次はストローを奥まで挿し入れて、カップ底部のグリーンなエリアを探索。ストローを鳴らしながら口に入ってきたのは、粒状にカットされたキウイフルーツの果肉。意外と食感がしっかりしていて、噛み締めるとキウイの甘みと酸味を感じられます。種のプチプチ感はキウイだけでなく、ドラゴンフルーツからも来ているようです。食感込みで多彩な味わいが広がります。スイカジュースの甘さにも違和感なく溶け込んで、爽やかな味わいになっています。
ホイップクリームは“すいか塩”のおかげなのか、甘さがほとんど感じられません
最後はホイップクリーム。ストローの先で食べてみると、甘さをほとんど感じません。すいか塩の塩味(えんみ)も、思ったほど強くないので、これは単独じゃなくて、全体を混ぜて味わうためのホイップのようですね。では遠慮なく混ぜて、ストローで吸い上げちゃいます。ホイップがスイカジュースの甘味を抑えつつ、コク深さをプラスしてくれます。さらにキウイの果肉から出る甘味と酸味が味わいに奥行きを加えて、甘さの塩梅が実にちょうどいい状態に。
そうか、これがベストの飲み方だったのかと気が付いたところで、既にカップの中身は残り4分の1ほど。吸うほどにみるみる減っていくフラペチーノに一抹の淋しさを感じつつ、完飲となりました。ごちそうさま!
まとめ
スイカ特有のさっぱりした甘さを、スイカジュースとパッションフルーツの組み合わせで上手に再現していたというのが印象的でした。キウイの果肉が食感も含めてアクセントの役割を担い、また“すいか塩”がけのホイップクリームも、余計な甘さをフラペチーノに加えなかったのも大正解だったように思います。さすがはスタバ、フルーツ系フラペチーノは今回もハズレなしでした。
照り付ける太陽の下で飲むもヨシ。日陰の縁側で飲むのも、またクーラーの効いた涼しい部屋でじっくりといただくのもまたヨシの「GABURI スイカ フラペチーノ」。提供は8月31日までとなっていますので、ぜひ何度でも味わってみて、ただただ暑かった(となりそうな)2023年夏の思い出の1ページを飾ってみてはいかがでしょうか。
(撮影・文◎河西まさあき)
●DATA
GABURI スイカ フラペチーノ
期間:2023年8月9日(水)~8月31日(木)
※期間限定・早期に終了となる場合あり
販売:一部店舗を除く全国の『スターバックス』店舗
https://www.starbucks.co.jp/